(860回)

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またまた

始めます血液学

 

少しずつ

話していきますので

よろしくお願いします

 

誰でも

理解できるように

書いてみます

 

「第1回」

さて

転んで

膝をすりむくと

 

真っ赤な

血が出てきます

 

なんで

赤い液体が出てくるのでしょう

 

包丁で

指を切っても

出てきます

 

さて

この赤い液体こそ

血液です

 

ところで

テレビのニュースなどで

 

出血多量で

お亡くなりになりました

と聞いたことありますよね

 

なぜ

出血多量で

人は死ぬんでしょう

 

人だけでは

ありません

 

犬でも鳥でも

魚でも

 

血が沢山

体から出て行ったら

死にますね

これら

どうして?

なぜなの?

かを

 

少しずつ

考えてみましょう

 

 

出血多量という言葉から

血液は

体の中に

どのくらいあるのでしょうか

 

 

一般的に

体重の13分の1

すなわち

約体重の8%くらい

血液はあります

 

ここで

少し疑問が出ましたね

 

血液の量は

重さではなく

量で表します

 

しかし

血液の比重は

ほぼ水と同じくらいの

比重なので

 

重さも量も

水と同じように考えても

かまいません

 

すなわち

血液1kgは

1リットルということになります

 

体重74kgの

私の体には

 

血液は

74kgX0.08(8%)=

5.92kgとなり

 

約6kgです

容量に置き換えると

6リットルです

 

体重50kgの方には

50kgX0.08=4kg

 

すなわち

4リットル

血液があることになりますね

今日はここまで

 

山陽女子短期大学

臨床検査学科

谷口 薫