地域に根ざして
世界に羽ばたく
臨床検査技師を目指す
高校生のための
仁助先生のブログ
そうですか
まずは
昔測定していた方法
について話そう
これは小さいものの数を
数える時には
大事なほうじゃで
しっかり
理解しなさい
そうですか
分かりました
頑張ります
赤血球の大きさは
先に勉強したが
覚えているじゃろうのう
先生
赤血球の直径は
7~8μmで
厚さが2μmです
いや!そのとおり
しかし
この小さな赤血球が
1mm四方の立方体の中に
約4500000個
あるのじゃぞ
はい
仁助先生
ということは
顕微鏡を使うのですね
そうじゃ
3cm×8cmのガラスでできた
計算盤というものを
使うのじゃ
え~と
それはどういうことですか
そうよのう
その計算盤には
縦横3mmの計算室に
線が刻まれているのじゃ
線の幅が
超~
せまいのじゃ
なんと0.05mmじゃぞ
それにカバーガラスを
かけると
厚さが0.1mmになるのじゃ
へえ~
そんなに狭いのですか
そうよ
思い出してみなさい
赤血球は直径が
7μmじゃ
すなわち
0.05mm(50μm)の幅の中に
赤血球は約何個並ぶのじゃ
そうじゃ
この計算盤には2種類あってな
Burker-turk(ビルケル チルク)
Neubauer(ノイバウエル)
があるぞ
はっはい!
50μm÷8μm=
約6個分です
そうじゃ
だから
その計算盤の
0.2mm四方の数を
5か所
数えるのじゃ
先生
血液をそのまま計算盤に
いれては
問題があるのですか
そうじゃよ
まずは
一番大事なのは
希釈(うすめること)じゃ
はい
わかります
血液中の赤血球が多いので
あらかじめ
200倍くらいに
希釈するんですね
よく勉強してきているな
大事なんじゃ
あっ思い出しました
0.2mm四方のマス目の中の
赤血球数を数えて
1μℓ中の数に換算(かんざん)
すればよいのですね
よく分かったな
では
例題を解いてみるか
分かりました
よいか
計算盤を数えたら
5つのマスに
80、78、82、79、81
だったとしよう
合計は400じゃな
はい
5つのマスの容積は
面積×5か所×厚さ(すき間)=
0.04平方mm×5×0.1mm=
0.2平方mm×0.1mm=
0.02立方mm
すなわち0.02μℓじゃ
血球の数は
1μℓ中の個数をだすので
数えた0.02μℓは
1μℓの
1μℓ÷0.02μℓということで
50分の1を数えたことになるぞ
数えた赤血球数は400だったから
1μℓ中に換算したら
400×50=20000
となるぞ
はい
最初に200倍希釈してます
それで
20000×200=4000000
になります
正解じゃ!
すなわち
もっと簡単に計算すると
最初の希釈倍数200倍と
容積の0.02μℓは
1μℓに換算するには
50倍じゃな
この200倍と50倍
これすなわち
200×50=10000(1万)
5か所数えた数に万をつければ
赤血球の数が算出できるのじゃ
どうじゃな
分かったかな
自分で数字を入れて
計算してみればよいのじゃよ
明日は自動血球測定器を
勉強してみるか!
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国家試験合格率100%
就職率100%
臨床検査技師を目指すなら
広島県 山陽女子短期大学 臨床検査学科
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No.15
=仁助先生
=与吉
貧血の話をする
約束をしたのじゃが
今日は
約束をしたのじゃが
今日は
まず赤血球
の数え方
について話してみよう
赤血球の数が少ないことも
貧血ですよね
そうじゃ
だから
赤血球が
多いか
普通か
少ないか
を見極めるのじゃ
へ~の数え方
について話してみよう
赤血球の数が少ないことも
貧血ですよね
そうじゃ
だから
赤血球が
多いか
普通か
少ないか
を見極めるのじゃ
そうですか
まずは
昔測定していた方法
について話そう
これは小さいものの数を
数える時には
大事なほうじゃで
しっかり
理解しなさい
そうですか
分かりました
頑張ります
赤血球の大きさは
先に勉強したが
覚えているじゃろうのう
先生
赤血球の直径は
7~8μmで
厚さが2μmです
いや!そのとおり
しかし
この小さな赤血球が
1mm四方の立方体の中に
約4500000個
あるのじゃぞ
はい
仁助先生
ということは
顕微鏡を使うのですね
そうじゃ
3cm×8cmのガラスでできた
計算盤というものを
使うのじゃ
え~と
それはどういうことですか
そうよのう
その計算盤には
縦横3mmの計算室に
線が刻まれているのじゃ
線の幅が
超~
せまいのじゃ
なんと0.05mmじゃぞ
それにカバーガラスを
かけると
厚さが0.1mmになるのじゃ
へえ~
そんなに狭いのですか
そうよ
思い出してみなさい
赤血球は直径が
7μmじゃ
すなわち
0.05mm(50μm)の幅の中に
赤血球は約何個並ぶのじゃ
そうじゃ
この計算盤には2種類あってな
Burker-turk(ビルケル チルク)
Neubauer(ノイバウエル)
があるぞ
はっはい!
50μm÷8μm=
約6個分です
そうじゃ
だから
その計算盤の
0.2mm四方の数を
5か所
数えるのじゃ
先生
血液をそのまま計算盤に
いれては
問題があるのですか
そうじゃよ
まずは
一番大事なのは
希釈(うすめること)じゃ
はい
わかります
血液中の赤血球が多いので
あらかじめ
200倍くらいに
希釈するんですね
よく勉強してきているな
大事なんじゃ
あっ思い出しました
0.2mm四方のマス目の中の
赤血球数を数えて
1μℓ中の数に換算(かんざん)
すればよいのですね
よく分かったな
では
例題を解いてみるか
分かりました
よいか
計算盤を数えたら
5つのマスに
80、78、82、79、81
だったとしよう
合計は400じゃな
はい
5つのマスの容積は
面積×5か所×厚さ(すき間)=
0.04平方mm×5×0.1mm=
0.2平方mm×0.1mm=
0.02立方mm
すなわち0.02μℓじゃ
血球の数は
1μℓ中の個数をだすので
数えた0.02μℓは
1μℓの
1μℓ÷0.02μℓということで
50分の1を数えたことになるぞ
数えた赤血球数は400だったから
1μℓ中に換算したら
400×50=20000
となるぞ
はい
最初に200倍希釈してます
それで
20000×200=4000000
になります
正解じゃ!
すなわち
もっと簡単に計算すると
最初の希釈倍数200倍と
容積の0.02μℓは
1μℓに換算するには
50倍じゃな
この200倍と50倍
これすなわち
200×50=10000(1万)
5か所数えた数に万をつければ
赤血球の数が算出できるのじゃ
どうじゃな
分かったかな
自分で数字を入れて
計算してみればよいのじゃよ
明日は自動血球測定器を
勉強してみるか!
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