血液学(2)仁助先生:さて、昨日は人の身体の中には、血液がどれくらいあるかをお話しましたが、今日はどれくらい血液が身体から出て行ったら生命に影響が出るかを考えてみましょう。與吉  :そういえばテレビドラマで手術中に、血液の付いたガーゼなどの重さを測っていたのを見たことがあります。仁助先生:その話はまたにしましょう。一般的には、人の全血液量の約3分の1(約30%)が身体から出て行った場合、生命の維持に影響が出ます。與吉  :それはどうしてですか。仁助先生:それは、明日にしよう。