すんき漬けを作ろう! | やるわよバレエ♪と田舎の暮らし☆

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50代から再開した大人バレエも6年目になりました。
夫くんの定年でUターン田舎暮らしをしています。
(2022年7月)

すんき漬け」って知ってますか?

木曽の漬物なんですが塩は入ってなくて発酵のみでできている漬物です。

 

塩気がなくて微妙な味・・・という周囲の人々の評判だったけれど興味が湧き、20年近く前に木曽の道の駅で売ってた袋入りのやつを買って来て食べてみました。が・・・

 

噂通りのいまいちのお味でした・・・ショック

 

ですが、思ったんです。

 

こういう市販品だからまずいのであって、家庭で漬けてる本物のすんきは違うんじゃないのか??

 

と思ったのはこういう理由。

 

信州の漬物といえば「野沢菜」とか「わさび漬け」

パッケージに入ってる製品は日本国中どこでも買えます。

でも、新鮮な本物はまるっきり別物なんだ~!

・・・ということを信州の家の嫁になって信州家庭の「普通」を食べる機会に出会って初めて知った。

だから「すんき」だって新鮮な本物はおいしいんじゃないのか??

 

とはいえ、本物のすんきを入手する機会はなく遥か時間は過ぎ、関心も薄れていました。

 

ところが先日、直売用の赤かぶを収穫していた時、義姉が

「この葉っぱはとっておいてね、Kさんがすんき漬けるのに欲しいんだって」

というのです。

Kさんというのは義姉のご近所の方で木曽出身なんだそうな。

さらに数日後、そのKさんからいただいたという「すんき」を義姉が持ってきてくれて思わぬところで出来立て新鮮な本物の「すんき」が食べられることになりました。

そしてそれはおいしかった爆笑

 

その翌日、ふとひらめきました。

 

この「すんき」をもとにしたら、自分でも作れるんじゃないの??

 

ネットで調べてみると「もとだね」になるすんきがあればカスピ海ヨーグルトを作るみたいな要領で増やしていけるらしい。

いちばん肝心で入手困難とされるのが「木曽の赤カブ」なんですけれど、それはあるもーん、作ってますからねニコ

 

ということで、さっそく畑に行ってよさそうなカブを数本抜いてきて

葉っぱと、カブの上のところの軸部分(ここに菌がたくさんいるらしい)を刻み、「たね」になるすんきを混ぜて
保冷バッグに入れて薪ストーブの近くに置いてみた。
翌朝、ちょっぴり泡立ってます。
発酵してきているってことだな。
 
2~3日くらいで食べごろになるらしいです。
うまくできるといいなぁ・・・音譜