今回はブログに書こうか書くまいか?

正直迷いました。


学校の教科書等でも取り上げられた

「足尾鉱毒事件」

日本最初の公害としてあまりにも有名な史実です。


詳しい経緯は割愛しますが

その後の技術進歩で鉱毒は抑えられ

昭和48年に閉山以降、

現在は亜硫酸ガスでハゲ山となった足尾の山々を治山する活動が

広く行われ、

閉山40年あまりで「足尾の緑はかなり回復した」と

公にはそのような感じになっています。


そう、一般的には

「鉱毒事件は終わり静かな

    緑あふれる足尾が復活しつつある」

なっていますが・・・


実は永遠に終わらない

鉱毒は今も確実にそこ(足尾)にあり

ソレは

これからも永久的に増え続け・・・

処理し続けならなければならない・・・


ソレの存在を皆様はご存じでしょうか?


こちらが通称「伝説の赤池」

遺構マニアからはそう呼ばれ

今でも足尾の山奥で少しずつ拡大する現在進行形の鉱毒です。



正式名称は

「簀子橋(すのこばし)堆積場」

と言う鉱滓(こうさい)ダム、専門家ではないので

上手に説明はできませんが簡単に説明すると


足尾銅山には東京~博多間ぐらいの長い坑道が

何百年年もかけて掘られてきました。

一度掘った坑道は埋められません。

坑道からは銅山の有害な重金属を含む(鉱毒)が今も絶えず

しみ出ていて、これらをそのまま河川に流すわけには当然いかず

このようなダムを造り有害物質を沈殿させて

濾過してから川に流す作業を今も行っているのです。


「一度開山した銅山はこの作業を

    半永久的に行わなければならない」

しかも溜り続ける赤い鉱滓(鉱毒)はいつかはいっぱいになり

満杯になったらまた別の場所を確保して同じ作業を繰り返す・・・


そして一番怖いことは

もし災害等でこのダムが決壊して大量の鉱滓(鉱毒)が

民家や河川に流失したら・・・


繰り返しますが・・・

足尾の町を見下ろす山にソレはあるのです。

にも関わらずその存在は地元の地図や足尾銅山に関する

観光パンフレットにも記載されず

現在は「古河機械金属」(長く足尾銅山を運営管理している会社)

が厳重に立ち入りを禁止しています。


と、ここまで書いて来ましたが

今現在しっかり管理されているので

         今すぐにどうとかはありません。

ただ、もっと幅広く正しい知識をもって公開できれば

良いと個人的に思うのですが・・・

そこには様々な考えや立場の違いがあるようで難しい問題のようです。


では、

合法的にこのダムを実際見学する方法は

①政治的に関係する視察か何かに参加

②個人で古河機械金属に掛け合う(見学させてもらうかなりハードルが高い?)

③「金龍山」に登り山頂から眺める(一番手っ取り早い)

などの方法です。


残念ながら①と②は現実的ではありませんので

今回は③「金龍山」に登り山頂から眺める登山で見学したいと思います。


これから見学したい方のため

簡単な登山道の説明をします。

少しふざけた内容もあるかもしれませんが

無意味に不安を煽る気も一切ございません。

一個人のアホな店長が個人的観点から書いてるものですので

ご了承願います。


ではいつもどうりに戻りに

やって行こうかと・・・


今回は悪友達(龍神会)を巻き込み

私、店長が連れて行きました(笑)

共犯作り(あくまで合法)は昔からの常とう手段


それはさておき合法的に見学するための方法ですが

通洞駅より足尾方面に歩き遮断機のない踏切を渡ると

「連慶寺」と言うお寺があります。


そこのから



画像右側の小道を上がり


すぐ右に崖のような山があります。



そこを巻込むように登ります。


普段山歩きをしている方なら登山道を外すことはない

レベルですが歩きなれない方は少し注意が必要な感じです。



いきなり急こう配の山を登ります。



龍神会の悪友達が登ってきます(笑)

おお~いい絵だ!!


15分ぐらいで



祠が見えてくれば正解です。


言い忘れました!



「熊さんが出没するらしい」

ので鈴を鳴らしながら登って下さいね~


だいぶ上がってきました。



ダム(堆積場)の提体が近くに!



そのまま直登りしてください。



高圧線の真下に出てくれば大丈夫

道は合ってます。

足尾の町が眼下に広がります!良い眺め



所々に遺構があります。マニアの方には

たまらないのではないでしょうか?


伝説の赤池はもうすぐ!ひと踏ん張りです。



最後の登りは難所続きで崖伝いに歩きます。

くれぐれも滑落しないよう気を付けてください!


到着~!!



伝説の赤池「簀子橋堆積場」

なぜか?ここだけ「見てくれ」と言わんばかりに視界が開けます。




それにしてもすごく巨大な施設・・・

今も不気味に増え続ける赤い堆積物



反対の山間にはすでにいっぱいになり役割を終えた

別の堆積場が見えます。


画像にはありませんが車が二台止まっていて

何やら作業が行われている模様

今も確実に稼働し続ける

足尾銅山のリアルな今現在の様子です。


大きな目的を達成して



下山する悪友(龍神会幹部達)・・・

まだまだ元気盛り40のおっさん集団!



無事に戻ってくることができました。


ゆっくり歩いて1時間ちょっとの登り

下りは30分ほどでしょうか?


ネットで書いてあるほど不明瞭な登山道ではありませんでした。

勾配は若干あるもののしっかりとした運動靴等で登れば問題ないかと

山頂付近は崖伝いなので滑落しないよう注意が必要です。

崖は結構深く切り込んでいるので

万が一滑落したらタダでは済みません。

あと熊鈴も忘れないようにお願いします。


今回も覧いただきありがとうございました!!





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