だから面白い富士登山

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今年2度目の富士登山を敢行

今回は嫁さんと長男と店長の3名

2年ぶりの長男参戦での日帰り登山


ちなみに我が家では山小屋1泊の登山は致しません。

お金と時間がないので

「富士は日帰りで登るが我が家訓」(笑)となってます。


長男は年長から富士登山を始め

初挑戦の年長で9.3合目

2回目、一年生で8合目

3回目、2年生で初登頂に成功

去年は不参加で

今年へと


今回は4回目の挑戦

まぁ4年生です体力も違うので

行けるかな?

って所で練習もあまりしないで登りことに


さて今回登るコースは

「須走ルート」



7月29日現在、車で行けるのは

ここと異次元の御殿場ルートだけ

世界遺産登録で環境改善のための

「登山客を減らそう」

一大キャンペーン中の富士山

4ルートある中で2番目の難関コースを選択せざるおえない状況・・・


この日は出発が遅くなり

須走口5合目に到着したのは夜中3時30分

長男もあまり寝てないので

出発を6時過ぎに遅らせることに

ちなみにマイカー規制強化のためこの時間でも

駐車場に止めることができず



路駐になりました。世界遺産登録前では考えられない

ことになってます。


スタート時の天気は良好

山頂もよく見えてます。



雰囲気のいい山小屋前を通り



階段をあがると古御岳神社があります。

ここで安全登山を祈願して

いよいよ始まる登山


標高2000Mを少し割る高さから始まる

須走ルートは

樹林帯から始まる変化に富んだコース

このような緑に囲まれるのは須走のみ





始めは傾斜もきつくなく楽しみながら登れるのが良い所



遠くに「鯉のぼり」が見えてきました

ここが最初の山小屋



長田山荘2425m、通称「しゃくなげ山荘」とも呼ばれる

最初の山小屋

ここまでスタートから1時間30分

まだ新6合目・・・先は長い

こちらの社長やスタッフの方と話がもりあがって思わず長居していまいました。

色々な裏話が聞けるのも富士登山の醍醐味

お世話になりました。


つぎに目指すは7合目

といきたい所ですが

実はそうでないのがこの富士登山

長田山荘は新6合目


そんで次に到着した

瀬戸館2700m、こちらは本6合目・・・



まだ6合目・・・長田山荘から結構登ってますけど・・・

このからくりは富士宮ルートなどでもあり

よく知らない方はこれでなえるとか

ちなみに前出の長田山荘は昔「林館 本5合目」で営業していました。

それだけスケールがデカイのです富士は


瀬戸館を超えると木々も小さくなり

景色が開けてきます。

登り続け・・・






やっと到着



7合目、大陽館2925m!ちなみに

太陽ではなく大陽で「たいよう」と書きます。

エキスパートご用達の山小屋で

雪の積もる10月中旬まで営業しています。


さてここまでくると周りの木々はすっかりなくなり

いつもの景色、富士山に登ってる感じがします。


標高も3000mを超えようかと思う

見晴館の手前で長男ペースダウン

急に遅くなり始めたところで


3200m地点の見晴館に到着

お約束「本7合目」ってことで大陽館につづき2つ目の7合目



少し長めに休み再出発も

やっぱりペースが上がらない・・・




そうです。これが高山病

それでも登りたいのか悔しいのか・・・

頑張って登って

やっと到着してのが

8合目下江戸屋3350m




山頂まであと少しですが

これ以上は無理と判断することにしました。

でも折角きたので

年に一度の富士登山である嫁さんに一人で山頂までいってもらい

店長と長男はここで体力の回復を待つことに


ちなみに子供連れ登山で重要なことの一つ

「登らせない勇気」

家族との特別な富士登山

みなさんそれぞれに計画を立て登頂を目標に頑張ることでしょう

だから親も必死

「頑張れ!頑張れ!登るんだろ!!」とゲキを飛ばす親御さんを時々目にします。

しかし、その頂は4000m近い超高山

日常では考えられない過酷な環境なのです。

体の小さい子供は

体力も精神面においてもこの環境では完全な弱者と言えます。

高山病は基本的に下山するほか劇的な回復は見込めません。

無理して上がれば最悪、歩行困難に陥る危険性も

こうなってしまうと

山小屋の方や警察に救助を要請するような事態になってしまい

何の為の登山なのか正に本末転倒


実際、9合目で親御さんが完全に高山病でグロッキーな子に

「お前ここにはタクシーあるのか」

「自力で歩くしかないんだよ」

「富士山だぞここは」

と大声で叱責してるの見たことがあります。

子供さん泣いてましたねぇ

気持ちはわかりますが

体がついて行かないのです

これを無理やり登らせるのは

「虐待」と同じだと考えます

リーダーである親が適正な判断ができないと事故につながります。


我々の登山も

子供連れの登頂成功率は

4回中わずかに1回です。

日帰りなのでかなりハードルが高いのは承知です。

だからこそ「登らせない勇気」が必要なのです。


今回も残念でしたが

8合目で十分体力回復をしたので

下山は驚くほど元気でした(コイツまだ登れたんじゃないの?と思うほど)



登山者は無事に帰る義務があるのです。


最後に・・・

8合目の下江戸屋で休憩して感じたこと

登山者が少ない!?

冒頭も書きましたが

世界遺産登録に際、イコモスからの宿題

「環境保全」

このことからマイカー規制を強化したり

入山料を取ったりして

嫌味ですが効果が出ているように思います。


一部の評論家かなんかは入山料を1万ぐらいにすればもっと減るとか

分けわかんないこと言ってるけど




こいつ富士山からのこんな景色に見たことあるのかと

思ってしまいます。

静岡県と山梨県の足並みは利権がらみで合わず

開山時期すら統一できない

今年から本格的に導入された入山料はトイレや山道整備に

使うって言っておきながら

開山日に山頂にはトイレがなく

無駄に携帯トイレを配る始末

金を取ることしか考えない?


よくわからない状態にあるのが今の富士山

まぁ今まで通りに富士登山できればそれでいいのですが

意味不明な事が多い世界文化遺産


何だかなぁ~と・・・



最後に

砂走りの中の自衛隊さん

長男に酸素を分けてくれてありがとうございました!


この日は全国から

自衛隊精鋭部隊が「高所訓練」で富士山に登っていました。

ご苦労様です。


ここまで

お付き合いありがとうございます。


2014年版「須走焼印 編」は後日アップします。










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