JAPEX 2018 出展作品「日本の急速郵便史・拡大期」のリーフから(2) | 郵便・切手から 時代を読み解く

郵便・切手から 時代を読み解く

切手コレクター必見! 経済評論家にして郵便・切手評論家でもある池田健三郎が、辛口トークと共に「ゆうびん」や「切手」を通じて時代を読み解きます。
単なる「切手あつめ」や「郵便物コレクション」とは次元の違う、奥深き大人のライフワークの醍醐味をお伝えします。

兵庫県関係の初期速達使用例のリーフです。

 

京阪神地域で、大阪や京都に比べて現存数が少なく難しいのが、神戸を含む兵庫県関係の使用例です。

 


 

左の頁は、神戸市内便速達書状(左)と京都市内→神戸市内あて速達書状(右)を示すものです。

 

続く右頁は、西宮市内→大阪市内あて書状(左)と、武庫郡御影町から京都市内あて速達書状(右)です。

 

西宮も御影もこの時代は速達がようやく実施されたばかりで利用が少なかったと見えて、殆どお目にかかれません。

 

このほか、本作品では兵庫県関係の使用例として、姫路と芦屋の速達も展示しています。