【短編小説】海の向こうへ。

テーマ:
いつから自分の無力さに嘆いていただろうか。

「君は海の向こうへ行くべきだ」

自信をなくし無気力な私に君は語りかけてくれた。

「これは僕の尊敬する人の作品でね」

自分の好きな世界を見せてくれた。

「自分の夢を叶えたいから、向こうへ行く。それだけだよ」

そして海の向こうへ一足先に飛び立ってしまった。

「いつか私も行きます。その時にでも会ってくれますか?」

「うん。連絡待ってるよ。」

“待ってるよ”この一言だけでもどれだけ私を奮い立たせるのか貴方は知らない。

「 行っちゃった、、」

ここは島国日本。彼は大陸へ向かった。
私も行こう。自分が蓋をしたはずの夢が再び湧き出たのは貴方のせい。

「いつか言わせないな、待っててくださいってね」

いつかこの立場が逆転する事を密かに願い、彼がいる大陸へ向かう準備へ私は取り掛かる。

「 待ってるから、早く来い。」

彼がそう言ってるような気がして、そして次は恋人じゃなくて同じ戦友として彼に会う為に、私は海の向こうへ胸を弾ませる。









お世話になった方々が年度始めに留学や移住で海外に行かれる事が多かった今年。
残される側、そして追いかける側である僕の目線のお話です。
いつか同じ土俵に立てたら、僕の願いは一つだけです。その時の自分はどんなになってるのだろう。ワクワクが今から止まりません。


実はこの写真、送別会終わりで泣き腫らした顔を隠してる写真です。笑笑
だってー寂しいのだもの、、、まっ宇宙じゃない限りはどこでも会える!って思ってますけどね( ´ ▽ ` )