「Be gentleman(紳士たれ)」は、「Boys, be ambitious(少年よ、大志を抱け)」でも有名なウィリアムMクラーク博士の言葉です。

 札幌農学校(現・北海道大学)の初代教頭に招かれたクラーク博士は、提示された厳しい校則の原案を見て、「こんなことで人間が作れるか、『紳士たれ(Be gentlemen)』の一言で十分だ。」と言って校則案を破り捨てた…。

 規則で縛るのではなく、自主独立の精神と自律心・責任感を持つ紳士であれと、確立した個の完成を目指したそうです。


 今年初頭に、鎌倉町議会議員を一期務めた経験もあり、のちに総理大臣になったジャーナリスト石橋湛山の自伝「湛山回想」を読みました。

 中学生時代の大島校長がクラーク博士の教え子で、湛山もクラーク博士の思想に一生を支配する影響を受けたと語っています。 



 厳しい法律や条例を課すことでは、真の意味での良い社会を作ることは出来ません。

 社会を構成する一人一人が、社会人としての自覚を持ち、自らエチケットとマナーを守ることで、社会は少しづつでも良くなっていくと私は考えます。

 私自身も生涯をかけて、Be gentleman!をテーマに、自分という個の完成を目指したい。

 そんな気持ちを持ちつつ、ブログを書いていきたいと思います。


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愛猫「まりん♀」のマリンライフも、しばしば登場予定ですにゃー