各種申請、証明に必要とされてきた「㊞」について大きな動きが起きそうです。
仕事で各地の役所に行くときには
近くのハンコ屋さん(役所の売店に置いてあればそこ)を把握していたものです。
紙で入札をしていた頃は落札への願掛けも込めて
大きめの格好いいハンコを特注して使っていました。
ただ「森下」という漢字は全然格好良くならず誰が見てもただの「森下」。
古い街に行くとハンコ屋さんを見つけて古いハンコを探して買うのが密かな楽しみ。
実際、何かの証明を必要として訪ねた行政機関の窓口で
何もかも揃っているのに何処でも売っているハンコを押し漏らしただけで
「これでは受け付けられません」と断られ
100円ショップでハンコを購入して無事「受付完了」という不思議な時間を経験した方も多いのではないでしょうか。
不便に感じつつも何となく過ごしてきていました。
こういうことを「無くそう」と行動にうつされたことはとても価値のある事。
実印を求める性質のもの以外は省略されても何の問題も無い様に感じますし
海老名市役所でも既に省略している窓口も多く存在しています。
言うまでも無く
印章屋さん、印章彫刻技能士さんの仕事への影響は注視しなければいけません。
改革が進んでも密かな楽しみが続けられるといいのですが。