7月26日 | 森下賢人オフィシャルブログ「市議会議員の仕事と私生活を少々」Powered by Ameba

森下賢人オフィシャルブログ「市議会議員の仕事と私生活を少々」Powered by Ameba

市議会議員の仕事と私生活を少々。
(海老名市議会議員森下賢人のブログ)

津島市総務委員会の皆さんが海老名市の窓口サービスについて視察にみえました。
つしまのキャラクター


こちらから伺う議会、
訪れてくださる議会と多くの議会と交流の機会がありますが
かなりの確率で議会基本条例が設置されています。
本日の対馬市議会においても設置済み。
どの「議会基本条例」を拝見しても大変参考になるものばかりで
その先進的でスピーディーな取組みについては
私達も見習わねばならないところです。

さて、先達の皆さんが築いてきた海老名市議会の歴史は
「議会運営の手引き」として脈々と私達に受け継がれています。

議会が時代に即しながら
その姿を変えていくことは必然であり
時に思い切った変更も必要な事もあります。
海老名市議会の「議会改革」はこれらも含めて
特別委員会を設置し検討をしています。

が、これが「議会基本条例」設置目的のものであるのかと問われれば
「そうです」と私には言えません。
「議会基本条例」がなければ地方議会にあらず、とうたう
早稲田大学マニフェスト研究会という
いち研究機関の物差しが
まるで全ての地方議会を測る物差しになっている現状を
最近不思議に感じる様になってきました。
(この研究会が「良し」としていることを「している」とアンケートに答えれば「はなまる」を
付ける経済誌さんに問題があるのかも)
どうも「議会基本条例」ってただのブームに思えてならないのは私だけでしょうか。

これまでも様々なブームに行政が突き動かされ
多くの条例が誕生してきたものと推察します。
作りっ放しの条例についての点検も
今後必要になってくるのだと感じています。
ISOなどという外国の基準に
日本中が踊らされたこともありました。
実際に取得してよかったところなどごくわずか、
維持するだけのために
大金を払って更新をしているところがほとんどではないでしょうか。
仏作って魂入れず
になってしまうのか、その後の運用を考慮してあえてそういう作り方をしていくのか
魂を入れるための修業は並大抵ではなさそうです。

慎重でありたいと思っております。
立場としての意見ではなく個人の意見です(念の為)。



本日(26日)未明に県内で発生した殺人事件の犠牲になってしまわれた方々とそのご家族の皆様にお悔やみ申し上げます。
被害を受けてしまった皆様の心と体の回復を願います。