遂に公開となった、REVO BLACK 9 | キムケンブログ
2015-01-24 04:14:19

遂に公開となった、REVO BLACK 9

テーマ:ブログ
ついに、語れる時がきました!

ルアーマガジン最新号スクープで詳細が公表となった、『REVOBLACK9』についてです。



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自身初となる、プロデュースモデル製品化に向けて、ピュアフィッシングジャパンから「実際、どんなリールが欲しいの?」って言ってもらったとこから、開発スタート。

もう、ここぞとばかりに、嫌われる覚悟で、、ぶっちゃけた意見をぶつけてみました。

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例えば取材中、「あ…すいません、リール壊れましたm(_ _)m」とか、ありえないわけです、例えば仕事で「あ、パソコン壊れたんで、商談の続き明日でもいいですか?」レベルに、人に迷惑かけます。

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アメリカ行って、現地でギアぶっ飛んだとします。

現地でパーツの供給が出来ないので、お手上げです。

ましてや、人生かけてるトーナメント中だったりしたら…

「仕事で使う道具が、壊れたらあかんやろ」というのが僕的な考え方。極端言い方すると、壊れないなら2台分の値段を払う価値があると思うくらいです。

以下は自分自身に非があることとも言えますが、、
木村 建太は、こんなこと言うとお恥ずかしい上、怒られるかもですが…笑
釣りから帰ってから道具のメンテナンスに時間はかけたくありません。
オーバーホールしてる時間があるくらいなら、人並みに酒飲みたいし、寝たい。
釣りも仕事も大好きだし、ずっとやってたいけど…年間300日近く日の出から日没まで釣りした後に、家帰ってまでメンテナンスしてたら大袈裟に聞こえるかもですが、限られた人生の時間を減らすことになってしまいます。
分解してグリスさしたりとか、年に1回冬場にやるくらい。

なので、ぶっちゃけた意見を総括すると「マジで、売れるとか、軽量でどーのこうのとか、軽量新素材採用で!とか、どうでもいいです。本当に、釣り人として、壊れようの無いリールを作りたいんです。」
という、強度一点にフォーカスしたコンセプトとなりました。

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が、ここまでエラそうにピュアフィッシングの、本気で偉い人に意見しておいて何なんですが…実は現状に不満があったわけではなく、
ここ2年間、ビッグシューターコンパクトを、もう絶対中古で売れないくらい、ボコボコに、太陽の出てる時間はほぼ釣り場で実働してたと言えるくらい、日焼けして色変わるくらいに…メイン機として使い込んでみた結果…
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はい、壊れませんでした汗

あえて言うなら、ブルシューターフルキャスト時に自分のミスでクラッチを返してしまい、ピニオンギアが欠けたのと、ハンドル固定用のナットをフルパワーフッキングで2回ぶっ飛ばしたくらい、スペアのナット持ってたんで、すぐに対処できるレベルで、間違いなくキムケンの釣り人生で、一番強いリールだったと思われます。
設計上、REVO第3世代のボディのバランスは、名機だと思います。

じゃあ、なんでさらに強くしたかったのかと言うと、この先の未来にあります。

自分が一番好きな第3世代のREVOをベースに、自分が人生を賭けて自信を持ってオススメする、自分自身の感覚で「300日×5年間に、トラブル無く耐えうる、長く使い続けることのできるリールを作りたい」というものです。

まず、開発の担当の方に伝えたのは「ジュラルミンだろうが何だろうが、僕はアルミアレルギーです。」ということ。(体質的にというものではなく、過去の経験からくる拒絶反応)

ちょっとしたテストや、机上の力学ではありえないくらいの強烈な負荷や捻れが現場でリールに起こった時に、ボディが強かろうがシャフトが強かろうが、やはり物理的に一番弱い部分が破損する運命にあるのはアホの僕でも分かる事実。
つまり、ブラス、ステンレス、アルミ、ブラスと、仮に同じ大きさで構成されたパーツの配列の中で真っ先に壊れるとしたら…そらアルミやろ。って話です。アルミのジュース缶って、「クシャッ。」
って潰せますやん。と。
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なので、ギアはもちろんブラス。もはや、絶対。

これはビッグシューターコンパクトでも同様だったのですが、それに加えて、、

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メインギアからハンドルまでを一点に支える重要なシャフト、これは山が欠けたりすると交換が面倒な作業になるので、従来のジュラルミンよりさらに強度のあるブラス製に。

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ダブルフィンガーノブを標準で採用するにあたって、アルミだとガタがくる可能性があるハンドルシャフト。ここはステンレスをハンドルアームにしっかり打ち付けて、テスト時にガタつきがこないかを検証しました。フルフッキングからのゴリ巻きや、軽く踏んだくらいでは曲がらない強度が確保できました。

と、ここまではいわゆる「古き良き時代の強さ」を取り戻したかに見えるパーツですが…

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こちらは新採用となった、『DLCコーティング』を施した、ピニオンギアです。

リーリング時に最初にラインからのウエイトを受けることになる、スプール回転を支えるピニオンギアは、いわばベイトキャスティングリールの稼働の心臓部とも言えます。
従来のブラスギアに、車のギアにも採用されているダイヤモンドライクカーボン(DLC、直訳するとダイヤモンドみたいなカーボン)コーテングをリールでは初めて採用することにより、表面硬度を極限まで高めると同時に低摩耗・高潤滑となり、キャスト時のミスや摩耗によるピニオンギア自体の破損を最大限に抑える狙いです。使用上起こるクラッチの違和感等は、ここが原因で起こる事が多かったので、かなり画期的です。

それらのギアを支えるのは

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もちろん、フルメタルハウジングです。
樹脂製に比べ、フレーム自体がしっかりと外側から身を固めてくれるので、瞬発的な負荷がかかった時に捻れや変形が起こらず、しっかり支えてくれます、本当は中身以前にこれだけでかなり差が出るというのは、開発に携わらせていただくようになって知ったところです。

デカいギアを納めることのできるフレームデザインは、ギア比9が数字だけを求めたオーバースペックではなく、充分過ぎるほどのリーリングパワーを確保できている要因であります。実のところ「10:1でも余裕じゃない?」って思わされるほど。

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ブレーキ構造には、かつての名機、フルーガーパトリアークにも採用されていた、今現在地球上に存在するブレーキシステムの中で、最も優れていると思うインフィニブレーキシステムを採用。マグネットブレーキと遠心力ブレーキが双方の長所、短所を支え合い、最高のキャストフィールと実用性を生み出すというものです。

それに加えて、BLACK 9には、Sモードという遠心の効きの強度を微調整できるモードを設定しました。

Sモードとは、フルキャスト中に従来のインフィニブレーキより長い間遠心ブロックがブレーキをかけ続けてくれるため、ブレーキが少し強くかかるモードのことです。
遠心ブレーキの稼働域をさらに広げることで、より強い振り抜きでも安定して遠心力でブレーキが効き、おまけにマグネットが後半の減速時のラインの浮き上がりを抑え、プラスアルファの飛距離を確保するというものです。

と、書くと「ややこしいねん」という声も聞こえてきそうなんで、、
僕のキャストの振り抜きに合ったセッティングをご紹介しておくと、遠心ブレーキはSモードを一つだけ外に開けてONにした状態で、他は効かないようにOFF、マグネットは1/4ほど効かせた状態で、フルキャストもピッチングもかなり気持ちよく、安定してこなしてます。

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今、考えうる理想の全てを注ぎ込ませて頂きました。

『剛性のハイエンド』の名に恥じない、頑丈なリールです。

パンチングやフロッグなどのPEラインでの使用はもちろん、ビッグベイト始めトータル3/16ozクラス以上の重量であればジグやテキサス、スピナーベイト、チャターなどなど…何にでも使っていく予定です。クランクはローギア派なのでREVOエリートIB5やパワークランクがオススメ、シャッドやベイトフィネス的な事をやる時はLTやLTXを使ってますが、極端な話、それ以外全部BLCK9でこなす予定です。

この先世界中を共に旅する相棒として、身体の一部になるほど使い込んでいきます。


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