保健所で元気に「こんにちは! ぼくココにいるよ!」とアピールしていたそうです。

 

そういう子は後回しになりがちです。

 

人懐っこく元気な子は、飼い主さんのおうちから飛び出しちゃったやんちゃちゃんの可能性もあるからです。遊んでいるうちに帰り道を忘れてしまっただけかなとみんなが考えます。痩せたり皮膚の状態が悪くなっていないということは、長く放浪していたわけでもありません。

 

そんなわけで、飼い主さんはいまごろ探していて、いずれ保健所の存在を思い出してお迎えにくるだろうという願いからレスキューが遅れてしまいます。

 

でも、この子を迎えに来た人はいませんでした。

 

元気だった子がだんだんしおれてきて、あきらめ顔になっていく。

どうせボクはほっとかれるだけ。また別の子が卒業していくんだよね。

アピールもしなくなっていきます。

 

もうお迎えは来ないな。捨てられたんだろうな。と職員さんやボランティアさんがあきらめて

私のところに新しい里親さん探しの依頼がきます。

 

大丈夫。

お耳大きいちゃんを絶対離さない!って行ってくれるパパとママが見つかるよ。

 

とても性格のいい、愛らしい子です。

 

自分の順番が回ってきて、嬉しくて嬉しくて

踊ったり甘えたり歌ったりしています(笑)

 

トイレシーツとフードが乏しくなっております。

お願いばかりで申し訳ございませんが、こちらもよろしくお願いいたします。