昨日、ひとりでデニーズにいて、パスタを食べ終わり、今日は思い切ってマスカットメロンのデザートを注文しよう!と決心したところで

 

知り合いのボラさんから「今からすぐに○○へ行けない?」という電話。絶妙なタイミング(笑)

 

デザートを注文せずにお会計を済ませ、先天性の障害があると思われるKちゃん(ずっとのお家がある子)を、獣医さんのところに搬送するお手伝いをしました

 

うちにもいま、先天性の障害があっ立つことができない子がいます。お茶シリーズです

 

・アールグレイちゃん(トライアル先が決まり受け入れご準備をしていただいています)

・オレンジペコちゃん(写真の子。里親さん募集中です)

・ミルクティーちゃん(トライアル中。instaに動画を上げています)

 

Kちゃんの診察に便乗して、獣医さんと他の知り合いボラさんと2時間くらいいろいろなお話をしました

 

・今すでに保護している子をどう治療していくか

・今後こういう可能性のある子の保護をどうするか

・この問題について誰(組織という意味で)とどう連携をとっていくか

・里親さんとどう連携をとっていくか

 

めちゃくちゃ有意義でした。時間が立つのがあっという間でした

 

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お茶シリーズの子たちが立てないとわかったとき、文字どおり目の前が真っ暗になりました

 

でも、びっくりすることに、預かってくださる方が交互に現れ、獣医さんたちが気にかけてくれ、ボラさんが気にかけてくれ、里親希望の問い合わせがあり、譲渡会に見に来られる方がいて

 

何より本人たちが天真爛漫。びっくりするほど普通の子犬(笑) バカみたいによく遊びます

 

だから、いまはもうあまり心配していません

 

昨日改めて思ったこと

 

私は大きなことにはあまり興味がなく、

縁があった子を取りこぼさないよう、1頭1頭コツコツ助けていくという小さなことがやりたいんだなと

 

1頭1頭向き合うと、みんな本当にキャラが立っててかわいくて、それは障害とかそういうのはまったく関係なく、ただただかわいくて

 

昨日、トライアルが決まっているアールグレイちゃんの里親候補さんと、どんなハウスがいいか、どんな床がいいか、他の犬と遊ぶのも好きだから....とか、電話でそういうお話をしているのはとても楽しかった

 

私も「生まれつき立つことができない子」のお世話というはじめての経験をしているわけで、里親希望者さんに「教える」ことは何も持ち合わせていないので、「何も用意しなくていいです、貸せるものは全部貸すので、暮らしていくなかでコレがいいかなというものを揃えていってほしい」と伝えました。新鮮でした

 

いつも、私が脱走対策脱走対策とうるさく言って、うんざりしている里親さんもいるでしょうが、少なくともお茶シリーズちゃんたちに脱走の心配はいらない。もうそれだけで、ゆったり穏やかな気持ちです(笑)

 

そして昨日搬送したKちゃんはそれはもう人懐っこくて甘えん坊で、普通に歩けていたら、きっと立ち上がって私に抱きついてきたと思います。初対面と言うのに、体をひきずりながら顔を寄せてきてヒーヒー言いながら甘えてきました。かわいすぎる! 今まで何千頭の犬と接したかわかりませんが、そのなかでも性格の良さは群を抜いています

 

つい先日、花ちゃんの子どもたちが産まれ、里親さんが保護した産まれて間もない子猫が亡くなり、別の子猫の火葬に立ち会い、家族の付き添いで人間の病院に2日間朝から晩まで通い、毎日、なにかしら強制的に「命」に向き合わざるを得ない状況に陥っています

 

今日も朝から、保健所にいる子たちの写真がどんどん送られてきます。耳が大きいな〜かわいいな〜とのんきに眺める気持ちと、殺処分と隣合わせなんだという緊張した気持ち。この気持ちについてはうまくは説明できません。でも、とりあえずやるべきことはひとつだけで、1頭ずつ順番に助けていくこと。私のところに写真が回ってた、つまりご縁のある子なので。とにかく考える前に動くようにしています

 

今日はこれから譲渡に行ってきます。帰り道にデニーズがありますように

 

 


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