家宅の人… | 「ごんごんと風に漂う雲にのり」

「ごんごんと風に漂う雲にのり」

子供たちを授かったあの日から・・・



自分は、あの頃のまま未成熟な故

我が子の成長に、戸惑い・悩み・怒り・喜ぶ・・・

そんなこんなを、綴りたいです…



昨日もまた2時に目が覚めた!

すこぶる寝起きのエエ私は

早朝とは呼び難い

『草木も眠る丑三つ時』にベランダに出て

ペルセウス流星群見れんかな?

と、期待しつつ星空に般若心経を

三遍お唱えした…(もちろんヒッソリと小声で)

流れ星は見れんかったが思いは届いたよう。

出勤前のカメ吉さんに

『今日は一日中、寝てるわ…
ゆっくりしたいねん…』

と告げたらば、またもや

『絶対無理っ…また、どっか出掛けるて!』

と言われたのでムキになって

ふて寝をかます…だが…しかし…

たまに入ってまう【断捨離電源】が

発作的に入ってしもぉ〜て…

無心になって寝室とクローゼットの整理整頓を始めたらば

氣がつけば昼をとうにまわっとる!

休日は晩飯のみの一日一食やから

朝昼食わずに無心になれる掃除夫と化す。

思いがけずに懐かしの写真が出てきて!

私が四歳児の頃の写真…







近くの琵琶湖で浮き輪に揺られてご満悦の私。

この後、波で浮き輪がひっくり返って…

映画、【犬神家の一族】の名シーン状態になった私…

パニックになって手足バタバタ

浮き輪からは脱皮出来たが無我夢中で

沖の彼方へと溺れながら突き進んだ…

その時の水中の映像は今でも鮮明に憶えているんよ。

力尽く寸前に追いかけてきた親父に助けられ事なきを得た…

その時の衝撃でか?親父が愛用していた腕時計に水が入って潰れてしまった。

親父が愛用してたゼンマイ巻きの腕時計は

【セイコー5】やった。

私も大人になって自分の子供が産まれた頃に

時計屋さんでセイコー5の復刻版を見つけたんよ…

当時の記憶が蘇ってね

懐かしく感じて買ったのです。







親父の時計は水色やったと記憶してるんやけど

その色はなかったから私の好きな

緑色を買った…

親父が浄土に旅立って今年で15年目になるんやけど、

昨日の朝、そんな昔話を思い出したんよね…

その四歳児が16年後の成人式で

付き合う前のカメ吉さんとの

こんな写真も見つけて懐かしんだんよね(笑)






昨日はホンマに、終日

檀一雄さんの【火宅の人】ならぬ…

【家宅の人】やったのです…



晩飯は、採れたて野菜をふんだんに使って








こんなんできましたぁ〜!








カメ吉さんも母も大絶賛でありました。


ちなみに火宅ってのは

煩悩 (ぼんのう) や苦しみに満ちたこの世を、

火炎に包まれた家にたとえた仏教用語なのです。

カメ吉さんが…『ホンマに家にいたんやな!?』って驚いてたとさ…(笑)


『なんでやねん!?』




【光陰矢の如く】…月日の流れは、ある意味残酷物語です(苦笑)




今日一日
この星(地球)が
健やかな笑顔で
おられますことと
世の中のすべての存在が幸せで
ありますことに
氣持ちの奥底から
感謝致します。
我いま心穏やかに力身に満つ………

橋本利幸(りこう)