イギリスに留学中のKennyです。

大学院出願に必要なパーソナル・ステートメント(Personal Statement/Statement of Purpose)について書いてみます。

アメリカ、イギリス問わず、大学院留学は、これまでの学歴&経歴、推薦状、パーソナル・ステートメントの総合力が問われるのだと思います。

しかも、学歴&経歴は過去の事実関係なので、あまり脚色ができないし、推薦状は客観的な評価なので自分のコントロールの聞く範囲が限られています。ということは、自分の志望理由を明確にできて、なおかつ、これからの可能性やビジョンについて書けるパーソナル・ステートメントはすっごく大事な書類なのだということがわかります。

ということで、その志望理由書をどう効果的に書きあげたらよいのか、オススメのテキストをひとつ紹介してみます。

合格留学入試エッセー実例集―大学院留学/学部留学/学部編入
アルク入試エッセー研究会
アルク
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3 なぜ?と思うエッセーも多いです
5 凝縮された一冊
4 なかなか参考になりました。
4 合格留学入試エッセー実例集


この本の何がいいかというと、50のサンプルが載っているというただ一点です。実際、書くとなると、自分が何をしてきたかという点はサラサラと書けるのですが、未来のこと、つまり、志望大学で何を学びたいのか、なぜ学びたいのか、それが将来何の役に立つと考えているのか、というこれからの話は、なかなか筆が進まないものです。

それもそのはず、これまでに準備したことないから当たり前です。

インターネットで検索すると、なんとなくそれっぽいサンプルも出てきますが、いかにも簡単にフォーマットめいた書き方がアドバイスされているけど、そんなんで満足していてはだめです。こういう情報は形式的な書き方であって、本質的な内容の書き方とは別物です。しかも、学歴&経歴、志望大学院コース、将来のビジョンは個人によって違うので、なかなか一般化できません。

ということで、たくさんのサンプルに目を通して、どんなエッセイが合格に結び付くのか、イメージを持つ必要があります。このテキストの場合、いろんな学歴&職歴、志望コースの人をそろえてあるので、50エッセイのうち、4、5エッセイは自分の書こうとしているパーソナル・ステートメントに近いもの、つまり、「モデル」になりうるものがあるはずです。それらをミックスして、最初のエッセイを書きあげてみて、それからどんどん足したり、引いたりしていけば、徐々に形になってきます。

段落ごとの展開法も、効果的な言い回しも学べるので、実際にエッセイを書くときに参考になります。エッセイだけは、自分でカスタマイズして作らないといけないので、この本が1冊あればきっと何かの目安にはなると思います。

ひとつコメントをしておくと、ここで紹介されているパーソナル・ステートメントeは若干、コンパクトというか、短く編集してあるので、サンプルエッセイよりも長く書く必要があると思います。

しかしながら、自分の考えていることを書いていくと、どんどん長くなるのであまり心配はいらないかも。ドラフトができたら、ネイティブに何回も見てもらって、よりnative-likeな自然な英語になるように調整していきましょう!

パーソナル・ステートメントを書いていくうちに、自分の思いもまとまってくるので、結構楽しいです。ひとつ作ってしまえば、あとは志望の大学やコースごとに書き換えや微調整で済むので、あとは楽です。

日本語英語で自分の考えが大学院アドミッションに伝わらないと悲しいので、完璧なエッセイを目指しましょう!