ブログご訪問ありがとうございます。


前回、常温核融合研究者杉岡さんのHPや(故)千島喜久男先生の千島学説などに触れました。

今回は『栄養学からみた健康の常識・非常識』について述べたいと思います。


『正しい情報を探すブログ』様の1月27日記事や29日のブログでも取り上げられています。

『牛乳は人間が飲むものではない!牛乳がアトピーやアレルギー・・・・・』



今回、私も牛乳について述べます。


<牛乳の常識・非常識>

私達は小さい頃から毎日牛乳を飲まされてきました。学校の先生曰く”牛乳にはカルシウムがたっぷり含まれている。牛乳を飲めば骨が丈夫になる”とのことでした。


9年前から健康のことを調べていくうちに牛乳による骨太説や健康説は間違いだと思い始めています。逆に牛乳を過剰摂取することによる身体への悪影響(アトピーやアレルギー症)の方が心配です。


確かに牛乳を飲めば血液内でイオン化されたカルシウム濃度は上がります。しかし私達の身体は自動調整機能が働き血液内からイオン化されたカルシウムが排出されます。

血液から排出されたイオン化カルシウムは他の物質と化合し血管や筋肉や骨に付着する可能性があるのです。

血管に付着すれば血管が硬化します。骨に付着すれば骨の外側に化合物が付着します。従って骨密度は高くなりません。骨の外側に付着しますのでリウマチの方が心配です。


考えてみれば私達哺乳類には授乳期があり、授乳期が過ぎれば離乳期です。授乳期間は、人生の中で赤ちゃんの頃の約1年前後ではないでしょうか。


では何故、現代人がこのように牛乳を飲む習慣が付いたのでしょうか。


一番の大きな要因は戦後GHQ連合国統治軍による日本食糧政策によるものだと思います。


それまで日本人の食べ物は、野菜と魚が主体でした。

しかし戦後GHQ連合国統治軍は日本に肉食文化を導入しました。狙いは米国の穀物飼料業界と製薬業界の業界利益のためではないかとみています。


すなわち米国と同じ食糧政策を日本で推し進めればの日本の家畜産業(牛や豚や鶏など)に与えるエサ(飼料)やクスリは米国にとり巨大なリピートビジネスjの市場になるからだと思います。


<乳牛が数年間毎日牛乳を絞り出す不思議>

母親は赤ちゃんを産んだ時、母乳を出す期間は、一体どの位の期間でしょうか。

乳牛は一回の搾乳で約3L/日の原乳(ミルク)を絞り出されます。しかも何年にも渡り毎日搾乳機で絞り出されます。

すなわち乳牛は、毎日何年も大量の原乳(牛乳)を絞り出すようホルモンコントロールされているのです。


<乳牛の乳房炎や病気対策を知らない消費者>

乳牛は毎日搾乳機で原乳(牛乳)を絞り出されます。乳牛は搾乳機で強制的に絞り出されることにより体力が消耗します。体力が消耗すれば免疫力が落ちます。その結果乳房炎などに掛かりやすくなります。


乳牛が乳房炎や病気に掛かると原乳(牛乳)に含まれる細菌(体細胞)が増えます。その細菌数によって集荷場では菌数に応じてペナルティ(罰金=マイナス課金)が課せられます。


酪農家は乳牛が毎日大量の原乳が出るようにホルモン促進や乳房炎や病気に掛かりにくくなる抗生物質など化学的な薬剤を投与します。


このように自然の摂理からかけ離れた処理を施された乳牛から絞り出す原乳(牛乳)は、私達の身体に良い影響を与えるでしょうか。


<牛乳が何故学校給食に出されるようになったのか>

以前、ある大手の乳業会社に出入りしていた頃、役員曰くこれだけ数多くの乳牛がいる限り毎日小学校や中学校の給食で牛乳を消化してもらわないと酪農家も乳牛も大変なことになると嘆いていました。


厳しい言い方になりますが今の学校給食に出る牛乳は、皆さんの健康を考えたための提供ではなく生産者と販売者のための余剰産物の消化のための提供みたいなものです。


<牛乳を取り上げた理由:原油と原乳は似たような商品特性>

原油は、掘り出された後、精製されガソリンや灯油、重油などに分類されます。またそれ以外の化学工業品になります。

原乳も牛乳のみならずバターやチーズ、ヨーグルトになったり、その他乳製品に生まれ変わります。

このように原乳を見ると商品価値や裾野が原油と同じように用途が広いものなのです。


私は乳製品の全てが悪いとは思っていません。チーズやバターなどの発酵食品は健康に役立つと思っています。


しかし、牛乳はカルシウムが豊富で身体に良いと言われ、それを鵜呑みに信じて毎日牛乳をガブガブと飲む健康法はお勧めしません。


<ご参考>

『牛乳には危険がいっぱい』



昔から言われ続けてきた栄養学や健康法、今一度大きく見直す時が来たと思います。


最後までお読み頂きありがとうございました。