これまでの経緯
2021年5月上旬:進行がんの診断
2021年5月中旬:ステージⅡの診断
2021年5月下旬:抗がん剤治療で入院①
シスプラチン、ドキタキセル、5-FU
2021年6月中旬:抗がん剤治療で入院②
シスプラチン、ドキタキセル、5-FU
2021年7月下旬:食道の亜全摘出手術
胃の一部、リンパ節の摘出手術、胃管再建術
リンパ節の顕微鏡検査によりステージはⅢに
2021年9月下旬:抗がん剤 TS-1の服用開始
2022年6月:抗がん剤 TS-1の服用中止
抗がん剤10サイクル終了後、体調急落、体重激減。
腰から背中に痛みも出て、抗がん剤は服用中止。
2022年7月:リンパ節・肝臓に再発
CT検査を前倒し。内視鏡検査とPET検査を追加実施。結果は「リンパ節・肝臓に再発あり」
2022年8月:抗がん剤治療のため入院①
シスプラチン、5-FU(抗がん剤)
キイトルーダ(免疫チェックポイント阻害薬)
2022年8月:在宅看護で週3日高カロリー点滴実施
2022年9月:抗がん剤治療のため入院②
シスプラチン、5-FU(抗がん剤)
キイトルーダ(免疫チェックポイント阻害薬)
2022年9月:CT検査結果 薬剤はパクリタキセル(通院による点滴治療)へ変更
CT検査の結果。がんの増悪、複数の新たな転移が確認され、治療は効果薄と判断。
抗がん剤治療は、パクリタキセルへ変更。
2022年9月:治験参加のため遺伝子解析検査へ同意
分子標的薬(治験薬)・フチバチニブと遺伝子チェックポイント阻害薬・キートルーダ併用療法(臨床第1b相試験)。
加えてがん遺伝子パネル検査の申込み。
2022年11月:CT検査の結果 治験治療参加へ
CT検査の結果、肝臓、骨転移はさらに増悪、副腎への転移もあり、治療は効果薄と判断。
「フチバチニブ(TAS-120)/ペムブロリズマブ(キートルーダ)併用療法」の治験参加へ。
※事前に申請していた遺伝子解析検査の結果、「適合」との結果が出ていたことより。
2022年11月:骨転移の緩和ケアとしての放射線治療
骨転移による背骨の溶解が激しく、背骨の骨折リスク低減の目的で、先の治験による治療に先立ち実施(当初は5日実施の予定だったが、がんの増悪スピードから、早期の治療再開を優先し、放射線治療は1日実施へ)
2022年11月:終末医療についての相談スタート
2022年12月:治験参加のため入院
分子標的薬の治験薬「フチバチニブ(TAS-120)」と免疫チェックポイント阻害薬「ペムブロリズマブ(キートルーダ)」の併用療法のため入院。
2022年12月:入院時の血液検査で敗血症発覚
最近の発熱の原因が、CVポートから菌が入ったことによる敗血症と判明。こちらの治療を優先することに。入院期間は一週間延長。
入院が期間、2週間で退院。
本日、入院から14日目、ついに退院日です。
これまでブログに書いてこなかったことで、一点、大きな体調面で不安要素がありました。
それは「便秘」です。再発タイミングの体調悪化時から始まった体調不良要因のひとつですが、最近はかなり薬の使い方も上達し、上手に付き合えるようになっていたのですが、今回は、オキシコドン・オキノーム(医療麻薬)を使用し始めており、その副作用として「便秘」が重なって、より手強くなっていましたが、今朝、便秘は盛大に解消され、久々に「お腹スッキリ」の状態を取り戻しつつあります😄
さて、退院に向けてですが、新型コロナ感染拡大予防の観点で、入院中はもちろん、入退院日の荷物の持ち込み整理、及び退院にともなう部屋の片づけ、荷物の荷造りも家族すら病室に足を踏み入れることは出来ません。
しかも、体力は勿論、これまでの入院時の中で最低。さらに、今回は腰の痛みがあり、動作もかなり制限がある。
でも、何とか退院できましたよ!
昨日から綿密な退院準備計画策定!
自分で出来ることには限りはあるけど、全てを看護師さんにお願いする訳にはいかない。
ということで、考えたのが以下の二大方針
・自分で出来ることと看護師さんにお願いすることを整理して、文字化しよう!
・早めに準備して、自分自身に無理がかからないようにする。
そして、以下が昨日の段階で仕上げた「計画書」(ゴールは部屋を出なければいけない9時30分には、全て済ませて退院できていること)です😄
【これまで、終えたこと】
・もらった書類をまとめてリュックへ入れる
・衣類、タオル系は大きな袋に詰めて、スーツケースに詰め込むだけにしておく
・ポールを伸ばしておく
【残り】8時45分〜9時00分に終えること
・スーツケースを広げる
→看護師さんにお願い出来るタイミングで、お願いする
・着替える(スリッパ以外)
→脱いだものは衣類系の袋へ入れる
・薬はまとめて袋に入れる
・ミニテーブルの上のものをまとめて袋に入れる
・洗面台の上のものをまとめて袋に入れる
・スピーカー、iPadをリュックに入れる
→充電コード、延長コード忘れずに!
・テレビ・冷蔵庫カードを抜く、貴重品トレイの中身をまとめてリュックへ入れる
・靴を履き替え、スリッパをスーツケースへ
・コルセットを着用
【看護師さんを呼ぶ】
・まとめたものをスーツケースへ入れてもらう
・冷蔵庫の中身は廃棄してもらう
【最終確認事項】
・爪切りを返してもらう
・オキシコドン、オキノーム(医療麻薬)を受け取る
なんだかんだありながらも、無事、退院!!
綿密な活動計画は作成し、私なりには着実にこなしたものの、実際には、病院側が私を通して、各関係者へお渡しするための書類準備が遅れたり、時間的には大分、遅れましたが、「9時30分退室」は日曜日には関係ないらしく、次の入院する方に迷惑はかからなかったようなので、ホッとしています。
さらに、準備された書類の山を見て、「こんなにたくさんの書類を準備してくれていたなんて」と改めて先生への感謝の気持ちが湧き立ちました。
やっぱり家は、「あずましい」
慣れ親しんだ我が家へ到着し、「やっぱり、家はあずましいなぁ(心地よく、落ち着く様)」としみじみ感じました。
お昼は、妻と大学生の娘と共に、待望の寿司を食べるため、「はま寿司」へ。
指定出来はネタは、「シャリ半分」に指定しながらですが、8貫食べることが出来て大満足です!!
※「もう一皿!」食べたかったところですが、無理は禁物。やめておきました😅
明日からは、退院と短時間勤務での復職
通院だけでも、結構、忙しいので、仕事面では、「とにかく、無理のない範囲」から始めたいと思っています。
最後まで、お読み頂き、本当にありがとうございます!!
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