全国約500社ある貴船神社の総本宮。約1,300年前には記録があることから、日本でも有数の歴史を持つ神社です。

 

  貴船(きふね)神社

 水神をご祭神としているため、濁らないようにという意味を込めて、「きぶね」ではなく、「きふね」と発音します。

 貴船神社の参拝は三社詣といい、本宮、結社、奥宮を参拝します。昔から、手前の「本宮」 → 一番奥の「奥宮」 → その手前の「結社」の順で参拝するならわしもあるようですが、正式には順番はないようです。

 

ご利益

 運気が上がる「運気隆昌」、願い事が叶う「諸願成就」、縁結びのご利益が有名で、女性に人気のようです。

 

本宮

 ご祭神は、水の供給を司る「高龗神(たかおかみのかみ)」。伊弉諾命の御子神。

本宮の鳥居

 

朱色の灯籠が並ぶ石段

 

青もみじと真っ赤な灯籠のコントラストが美しい‼️

 

貴船神社は、「絵馬発祥の地」でもあります

かつては、降雨を祈願する際には「黒馬」を

止雨を祈願する際には「白馬」を

当初は、いずれも生きた馬を献上していたようですが、

平安時代に板に馬の絵を書いて奉納されるようになったのが、

「絵馬」の原型のようです。

 

拝殿

 

 

水占(みずうら)みくじ

 

石垣から湧き出る水に浮かべると、

文字が浮かび上がってくるもの。

思わず、ひいてしまいました😅

 

本殿

 

 

奥宮

 貴船神社創建の地であり、かつての本宮。ご祭神は、高龗神(たかおかみのかみ)。

※闇龗神(くらおかみのかみ)、神武天皇の皇母である玉依姫命(たまよりひめのみこと)も祀られているとの説もあるようです。

 本殿の真下には、「龍穴(りゅうけつ)」という大きな穴が空いているとの伝承。

 

 

 

 

船形石

 神武天皇の皇母である玉依姫命(たまよりひめのみこと)が、大阪湾から淀川、鴨川、貴船川を遡り、清水の湧き出るこの地に祠を建てたのが、貴船神社の起源とされています。

 その黄船を人目を避けるために小石で覆った状態で祀られています。

※社名は、「黄船」から「貴船」になったとの伝承もあるようです。

 

 

結社(ゆいのやしろ)

 京都でも有数の縁結びのパワースポットが結社‼️

 

磐長姫(いわながひめ)と木花咲耶姫(このはなさくやひめ)

の姉妹の父親は「天孫降臨」伝説の瓊瓊杵命(ににぎのみこと)に

姉妹ともに嫁ぐことを申し出たのですが、

瓊瓊杵命は、容姿の醜い磐長姫命を送り返してしまいます。

磐長姫はそのことを恥じて、

「私はこの地に留まり、人々に良縁を授けよう」

とこの地に鎮座されたというのが貴船神社の伝承です。

 

※磐長姫をないがしろにしたことで、

瓊瓊杵命とその子孫は寿命が縮み、

人間と同じように寿命があるようになったとのこと。

 

平安時代の女流歌人・和泉式部は、

夫との仲がうまくいかなくなって貴船神社にお参りし、

この歌を詠んだことをきっかけに社殿にいた夫との仲が円満になったとのこと。

 

今回も、虹色トカゲが姿を見せてくれ

神様から歓迎されていることを知らせてくれています。

 

【関連記事】 前回の神社での虹色トカゲのお出迎え

 

樹齢千年の「相生の杉」

 

 

 

御朱印

 

通常の御朱印

 

当初は、頂く予定はしていませんでしたが、

参拝して気が変わり、再度、社務所に立ち寄りました😅

 

貴船川・川床

 江戸時代初期からの歴史を持ち、蒸し暑い夏を過ごすために、川沿いの料理店が設ける店外席を川床と呼びます。

 貴船神社周辺には、貴船川沿いに沢山の料理屋が軒を連ねており、夏には川床が楽しめるスポット。

 いまは、ちょうど各店舗で川床の準備をしているところでした。

 

 新緑と川の流れでマイナスイオンに包まれた空間が続き、心地よいことこの上なしです‼️この日は、午前中に『御金(みかね)神社』にも参拝し、13,000歩、歩きましたが、疲れを感じませんでした。

 

いままで「川床」は、「貴族の戯れ」と思っていて

全く関心がありませんでしたが、

この景色と空気に触れて、「一度は川床で食べてみたい」と思いました😄

 

 

 

アクセス

〈公共交通機関〉

 出町柳から叡山電鉄で、貴船口駅で下車。降りたすぐの場所から、貴船までバスが出ています。バス下車後、本宮の鳥居まで貴船川沿いを歩くこと4分。

 

〈車〉

 有料駐車場はありますが、混み合う時期は、どう考えても足りそうにありません。

公式HPでも、公共交通機関を強く勧めています。

 

 

【関連記事】 この日の午前中は、黄金の鳥居の『御金神社』へ参拝してきました‼️

 

 

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