いつもブログをお読み頂いている方から、
「日常の幸福度が桁違いに上がった」
と記載されていましたが
どのように変わられたのか
詳しく聞いてみたい
とのコメントを頂いていました。
なるほど、確かに、いま幸福度が桁違いに上がったと感じているのは事実だけれど、なぜ、「何がどのように変わったことで、幸せに感じるようになったのか」を振り返っておくことは、私自身にとっても、読まれる方にとっても価値がありそうだと思いました。
勿論、がんの告知を受けた瞬間から、幸福度が増した訳ではありませんので、簡単にこれまでの心の推移を振り返りさせて頂きます。
幸福度ライフチャート
以下は、大まかな私の幸福度 ライフチャートです。
幸福度の変遷
以下に幸福度の変遷を大まかにまとめさせて頂きますね。
がんの告知前の日常時(幸福度 100)
基準値として、幸福度を100とさせて頂きます。
がんの告知を受けたとき(幸福度 −100)
薄々、覚悟はしていたものの、地の底に突き落とされた感覚。
そして、ステージはまだわかっていないため、「食道がんは、初期で見つけにくい」とのネット情報から、ステージ3か、ステージ4を覚悟していました。
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ステージ2の診断(幸福度 −50)
ステージ3、最悪、ステージ4を覚悟していたこともあり、ステージ2の診断は、目の前が急に明るくなった気持ちでした。
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術後の入院期間中の回復期(幸福度 80)
家族、友人・同僚の存在の大きさとありがたみを感じるとともに、「ここを乗り越えて、寛解へ!」との意欲にも満ち溢れ、周囲の医療スタッフの皆様への感謝の気持ちは溢れんばかり、順調な回復とその努力や回復状態への賞賛で幸福度は、大幅なプラスに転じていました。
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術後、顕微鏡検査の結果 ステージ3(幸福度 −100)
一時期は、ステージ4も覚悟していたことを思えば、ステージ3はラッキーなのですが、ステージ2と思っていて、術後、ひたすら前を向いて、順調すぎる程の回復で周囲からも、賞賛されて、幸福度がプラスに転じていただけに、リンパ節に転移していたという事実は、再発の不安と恐怖、一年にわたる再発リスク低減のための抗がん剤の服用、副作用との闘いに幸福度は一気に大幅なマイナスに。
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退院から現在(幸福度 200)
摘出リンパ節からのがんの確認。しかも、食道がんがあった場所から結構離れたリンパ節からの確認で、ショックはありましたが、それでも、自分が置かれている状況や家族や周囲の存在のありがたさ、何気ない日常のありがたさは、これまでの人生では感じたことのない幸福感を感じています。
再発リスク低減にための抗がん剤TS-1の副作用は強くなる一方で、「シンドイなぁ」とは思いますが、それを差し引いても、幸福感が大きく勝ります。
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何が、どう変わって幸福度は過去最高になったのか?
ここに関しては、次回以降で、具体的に振り返りたいと思います。
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