【11:48】

 

Jiu >

 

・・・眠い

 

 

次の予約を前に少しだけ

休憩室で休もうと思った。

 

昨日、オンマとの電話の後、

広すぎるベッドでは眠れなくて

ジミンさんの帰りを待とうと思って

 

リビングに戻って

 

気づいたらソファの上で迎えた朝。

 

鳴ったアラームで見えた世界に

ジミンさんはいなくて

 

カトクも入ってなくて

 

なんか、

 

すごく寂しくなった。

 

 

寂しくて・・少し

 

・・・・

 

 

今日はクリスマスイブ。

 

恋人と過ごせるクリスマス。

 

しかも、

 

ジミンさんとなんて、

こんな事、2度とできないかも

しれないのに・・・

 

 

モヤモヤした気持ちは

指を動かして

 

 

 

 

『自分の家に帰ります』

 

あんなカトクを送ってしまった。

 

でも・・

 

なんの返事もない・・。

 

なんで・・とか

思わないのかな

 

♪♪♪

 

!!

 

・・・。

 

見えた名前に息をついた。

 

ジミンさんだと思ったけど

 

 

『ジウヤ~、飲もう~』

 

・・・イェナオンニ・・

 

今日は・・

 

♪♪♪

『もしかして、彼氏できた?』

『私、聞いてないんだけど』

『ねー、私、別れたの』

『すっごく寂しいの』

『1人にしないで』

 

・・・・。

 

次から次に送られてくるカトクは

 




『わかりました。

どこで飲みますか?』

 

その返事をいれるまで続いた。

 

ジミンさんに言わなきゃ・・

 

・・・。

 

どうせ、自分家に帰るんだし

・・・いいや。

 

 

んーーーーー、もぅ

 

なんで、こんなに

モヤモヤするんだ。