今朝のVoicyでも話したんだけど、人生は、本質的なことをいきなりやるのが良いと思う。前置きとか、うだうだぐだぐだとかなく、自分のやりたいことを、さっと始める。そうやって、「真水」の部分を増やしていくことが、結局自分の幸せにつながっていく。

 

それで、本質的なことばかりやっていると、空き時間とか暇な時間というのは、それこそシャワーを浴びている時とか、歩いている時しかなくなっちゃうんだけど、それでいいんじゃないかと思う。もうひとつ、多様性の問題がある。

 

自分のやりたいこと、興味があることばかりやっていると、人生の多様性は大丈夫かとか、世の中のことがわかなくなるんじゃないかとか心配になるかもしれないけれども、それは大丈夫で、普通に生きていると、自然にそのような「ノイズ」は入ってくる。

 

多くの人の人生で、その人にとって本質的なS(シグナル)と、多様性を担うN(ノイズ)を比較すると、SN比はむしろ低すぎるのであって、本質的なことをいきなり始めることで、Sの部分を増やすのが良い。Nは、どうせ、生きている中で自然に入ってくる。

 

出会う人とか、その時の雑談とか、生きている中で接するさまざまな情報(テレビ、ラジオ、新聞、ネット)を通して、世の中の多様性は入ってくるので、そのようなNの洪水の中で、自分のSを高めるのがたいていの人にとっては正しい方向。そのためにはいきなり本質的なことを始める毎日が良い。