1284回



りくりくさん


30代教師です。
いつも新たな見方と刺激をいただいております。

偏差値についての回答を拝見しました。最近は、以前に比べて偏差値という考え方がそれほど重視されなくなってきていると私自身は感じています。むしろ、韓国や中国の方がその傾向が強いのではと思っております。ヨーロッパの一部の国では、宿題も入試もなく、韓国中国のお受験の流れと真逆だと認識しています。しかしながら、国際的なテストでは両者ともが上位に位置し、どっちつかずの日本の教育界は、国のランキングをあげようとやっけになっている。そんな感覚を持っています。そのことを偏差値教育といっておられるのでしょうか?

日本の教育と世界の教育の違いは何でしょうか? 世界の教育も様々であると思います。その中でも、茂木先生が良いと思う教育の形を実現している国はどこでしょうか? また日本の教育、とりわけ義務教育の問題点はどんなところなのか、お考えを教えていただけますか?また良いと思える点があれば、それも教えていただきたいです!


ご回答。


日々、お疲れさまです。


国際的なテストは、学力の一つの指標ではあっても、それを目標にすべきことではないのではないでしょうか。


教育のあり方は、国単位で考えるべきものではないと思います。


学びでいちばん大切なのは、一人ひとりの個性を発揮して、自由に創造することで、その中に共創ももちろん入ってきます。社会性やチームワークは、個性を活かすために共鳴的に必要なことです。


教育のベストプラクティスは一つが正解ではなく、さまざまなインスピレーションのある世界です。


先生ご自身でいろいろお調べになられたらいかがでしょう。

nounandemo
 
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