昨日、ひさしぶりに行きつけの居酒屋、「あさり」でおひるを食べていて、おやじさんの顔を見て、なんだか日常が戻ってきたなあと思って、日常ほどしあわせなことはないなあと思った。


 ごはんがおいしくいただけるというのがうれしい。


 ごく当たり前のものでいい。「あさり」の名物と言えば生姜焼き定食だけれども、刻んだキャベツのよこにほんのちょっとマヨネーズがついているのがうれしくて、それだけで幸せが5センチ浮遊する。


 「あさり」は、なぜか、英語のizakayaのwikipediaの写真になっていて、(https://en.wikipedia.org/wiki/Izakaya)居酒屋界におけるイデアのような存在である。


 私は昨日居酒屋のイデアの中で日常を身体性認知して幸せを感じたのである。


(クオリア日記)