ツイッターで、「こちらが朝ごはんになります」というようなツイートを時々するんだけど、その度に、ご親切に、「日本語としておかしい」とかご指摘くださる方々がいる。


 ありがたいことだと思う。感謝しています。


 それで、私としては、おそらく、その方々がおっしゃっていることはわかっているんじゃないかと思う。


 それでも、「これが朝ごはんです」と書かないのは、なんとなく語感的に(クオリア的に)「こちらが朝ごはんになります」と言う表現が面白いというか、豊かなニュアンスがあるからだと思う。

 

 ちゃんと自分のツイートを検証したわけではないけれども、お昼にラーメンを食べるような時には「こちらがお昼ごはんになります」とは書かないような気がする。


 「こちらが朝ごはんになります」と書くのは、バイキングで、たくさんの選択肢があって、どれを選んでも良かったんんだけど、自分はたまたまこのようなものを選んだ。これでいいのかな、まだ半信半疑だな、というようなニュアンスを含めて、ワンクッション置くために「こちらが朝ごはんになります」とツイートしているような気がする。


 以上が日本語として一般的な感覚だというわけではなくて、あくまでも私の個人的なメタ認知です。


 私は、日本語でも、英語でも、クオリアを基準として文章を書くことが多くて、もちろんそのクオリアの中には文法も要素として含まれるのだろうけれども、それがすべてではない。


(クオリア日記)