1、ストーリー
アメリカの作家、詩人であるヘンリー・D・ソローがウォールデン湖畔の森の中に自ら家を建て、自給自足の生活を営み、自然と共に生きた生活記録です。湖水、森の移り変わりと四季、動植物の生態が綴られています。また、湖と森、植物などの写真も多数収められ、見ているだけでウォールデンへと誘ってくれます。ソローは思想家でもあり、著書で老子などの引用が出てくるので、東洋思想にも影響を受けていると思われます。当時の文明社会を斜めから見て、「いかに生きるべきか」を求めた姿勢は、現代にも通じるものがあります。100年前の本ですが、色褪せることのない名著です。
2、お勧めしたい読者
人生に迷いがある、これからどうしていいかわからないなど人生に悩みのある方、忙しくしている方はぜひご一読ください。生きるとは何か、人生のヒントを得ることができます。