[源氏物語あらすじ] 第45帖・橋姫 (はしひめ) | コンデジ片手に出かけよう

コンデジ片手に出かけよう

私の旅の思い出を紹介します。


第45帖・橋姫は薫20歳から22歳の出来事を語っています。
※Top写真は、宇治神社前にある浮舟と匂宮の像(雪景色)。初期段階では宇治十帖(橋姫から夢浮橋)のTop写真としていますが、後日変更の可能性もあります。
※この項目は、関連事項などの記事をアップしたらリンクアップデートします。


「橋姫」という題名は、薫が詠んだ和歌「橋姫の心を汲みて高瀬さす棹のしづくに袖ぞ濡れぬる」からきています。


源氏物語を現代語訳された与謝野晶子さんは、次のような和歌を載せています。
「しめやかに こころの濡れぬ 川霧の 立ちまふ家は あはれなるかな」

<第45帖・橋姫のあらすじ>
光源氏の異母弟である桐壺院の八の宮は、弘徽殿大后方の陰謀に加担させられたため、時勢が移るとともに零落し宇治の地で出家を望みながらも二人の姫君(大君、中君)を養育しつつ日一日を過ごしています。宇治山の阿闍梨から彼を知った薫は、その俗聖ぶりに強く惹かれ八の宮のもとに通うようになります。

八の宮不在の時に宇治邸を訪れた薫は。有明の月の下で箏と琵琶とを合奏する姫君たちを垣間見て心惹かれます。

薫は八の宮の侍女である弁より、自分の修正の秘密を知らされます。

<第45帖・橋姫の主な出来事>
◎宇治での八の宮と娘たちの生活

◎仏道精進の生活を送る八の宮

◎八の宮と親交を結ぶ薫

◎八の宮の娘姉妹を垣間見た薫

◎八の宮の娘たちの後見を承諾する薫

◎薫、自分の出生の秘密を知る