●2023年12月の各地域別放射線量
1/1には、石川県の放射線量のみを示しましたが、関西、関東、東海、北陸甲信越の2023年12月の放射線量を示します。
https://bbs2.sekkaku.net/bbs/upfile/ikaseqa--1704127790-1033-770.jpg

北陸甲信越地域のみが、12/15-12/31の期間中、大きな変動を示していることがわかります。特に、12/31の大きな変動は北陸甲信越のみです。

また、北陸甲信越地方の放射線量を各県別に、最大値で比較すると
石川県>富山県>福井県>長野県、新潟県>>山梨県

北陸地方の放射線量が高かったことがわかります。

●地震学者の見解
〇読売新聞2024/1/1
金沢大の平松良浩教授(地震学)の話
「地下の流体が要因とみられる一連の活動の中でもマグニチュードが大きく、長い断層が動いているとみられる。一連の活動によって周辺の活断層や、地下に隠れていた断層が新たに刺激され、動かされた可能性もある。これだけの地震規模だと、引き続き大規模な余震が起こる可能性がある。断層地震であるならば、連鎖反応的に大規模な地震が再び起きる可能性もある。収束時期が見通せないので、しばらくは備えが必要だ」

〇毎日新聞2024/1/1
1日午後4時10分ごろに石川県で震度7を観測した地震が起きた要因について、石川有三・静岡大客員教授(地震学)は「地下深くからの水(流体)が地上に抜けず、水平方向に広がって広域で断層に力(ひずみ)がたまったためと考えられる」と指摘した。
 この地域では2020年12月ごろから地震活動が活発で、発生メカニズムは地下深くの流体の動きが関与していると考えられている。

https://mainichi.jp/articles/20240101/k00/00m/040/243000c