本日は防災の話のおさらいです。

●関東大震災から100年! 防災のプロが見直す「もしもの備え」
https://weathernews.jp/s/topics/202307/260275/
この中から、要点をピックアップします。

◎「ライト(あかり)」 「スマホ」 「ラジオ」 は必須アイテム

スマホには、予備のバッテリーを最低2本は準備しておきましょう。
二重三重にも対策をしておく。

◎電気レスでも代替できる道具を揃える
例えば、調理家電などの台所の機能がほぼ全滅してしまいますので、
「カセットコンロ」は必需品として準備したい。

マンションにお住まいの方だと、停電によって断水になる可能性が高いので、
トイレを代替する機能が必要になります。
家族の人数分ぐらいの「非常用トイレ」などを準備しておくと安心でしょう。

◎災害発生時には「命」と「生活」を守る“2段構えの備え”が大切
〇災害時に命を落とさないための準備
地震のような突然発生する災害では、家具が倒れて命を落とすケースも少なくありません。
そういう意味でも、まずは家を壊さない、家具を倒さないという準備など、生き延びるための対策

◎生き延びるための準備
緊急時に持ち出す荷物を揃えておく。
ハザードマップなどで、家の周辺の危険地帯を知っておく。


●長周期地震動対策
タワーマンションの高層階の方はぜひ対策をお願します。
巨大地震では、最大の揺れ幅は6メートル、時間は10分以上続くという想定もある。

https://www3.nhk.or.jp/news/special/saigai/select-news/20230301_01.html

<平時からの対策>
●棚などの家具をしっかり固定/キャスターにはストッパーをかける
●可能なら壁や廊下に手すりを設置
●けが人を地上まで運ぶ道具を用意し、搬送の訓練をしておく

<揺れた時の対策>
●揺れが小さいうちにエレベーターホールや廊下など家具のない場所に逃げる
●揺れで飛ばされてケガをしないように姿勢を低くし、手すりなどにつかまる
●家具がぶつかって割れる可能性がある窓から離れる
●机の下にもぐるときは、脚をしっかりおさえる
●あわてて非常階段を使わない。人が殺到すると事故が起きる
名古屋大学 福和伸夫 名誉教授
「大事なことは『けがをしない』ことです。高層ビルではエレベーターが止まる可能性が高く、けがをしてしまうと、1階まで降りるのは非常に困難になる。平時からの備えに加えて、長周期地震動に襲われると、だんだん揺れが強くなることを頭に入れ、冷静に動けるようにしておくことが大切です」