前回の心地よいスピードに加えて、スキンケアの際に心がけたいことを。
定規は「カラダのことクラス」の「皮膚」のクラスの際の必需品
皮膚は上から表皮ー真皮ー皮下組織の順に重なっていますが
化粧品が働きかけるところは一番上の表皮。
この厚さを試験の時に覚えた方もいらっしゃると思いますが、
0.06mm〜0.2mmくらいとされています。
つまり厚いところでも1ミリの5分の1です。
数字だけで覚えるとあまり印象に残りませんが、定規で確認すると一目瞭然。
「こんなに薄いの?!」
顔は表皮が薄い部位。1ミリの5分の1よりもっと薄い。
さらにその表皮は下から基底層ー有棘層ー顆粒層ー角層と4層構造(一部は5層)。
皮膚だけではないですが、カラダは環境に応じて変化をします。
皮膚に強い刺激を加えると、その物理的な刺激からカラダを守ろうとして厚みが増します。
鉛筆をずっと持っているとできるペンだこがわかりやすい例(近頃はタブレットやスマートフォンだから、ペンだこはできないのかも…)
体重がかかる踵(かかと)もそうですよね。厚い、そしてガサガサになりがち。
下手に刺激を加えると厚みが増してシワも出来やすくなるので、
化粧水やクリームをつける時にもとにかく優しく。
出来るだけこすらないことが大切。
化粧品はつけるだけで浸透するようにできているそうです。
しかも上に↑書いたように、表皮はとっても薄い。
毎朝、毎晩、スキンケアやメイクの際に手やチップでこすることが
肌のくすみやシワの原因の一つ。
チップで何度もこすってしまうまぶたや、
力が入りやすい頬などの皮膚の色が変わってしまっている人も少なくないですよね。
出来るだけこすらないように大事に。
私は必ず両手のひらの上に広げて温めてから、優しくつけるようにしています。
表皮の下の真皮にある血管やリンパ管、さらにその下にある筋肉に働きかけたいときは、また別デス。
というような話もクラスでしています.
「和精油と日本の植物油脂講座」でお話ししていた日本人と欧州の人との皮膚の違いを
今回から「カラダのことクラス」でも取り入れて、テキストに表にしてつけました。
環境によって変わる。
皮膚が違うということは、ケアの方法も変わります。
日本人の肌って実はお得なのです
解剖生理学の基礎をアロマテラピーの試験を受ける時に学びますが、
試験用に覚えるだけではなくて、「だからどうするか」。
クライアントだけではなく、自分自身や周囲の人たちに活かしていく事こそが学ぶ目的。
日々の暮らしに役立つので、とても楽しい科目です
midiクラススケジュール
●これからのアロマテラピーに必須の和精油
「和精油と日本の植物油講座」ベーシッククラス(全1回)
京都 8月15日(木)/ 東京 8月17日(土)
*「和精油講座」は10月より全6回、月に1回ずつ進むクラスを開講予定です。
東京(青山)は第2土曜日(1月のみ第3)、大阪(梅田)は第1日曜日 詳細が決まりましたらお知らせします
●手に触れること それは心に触れること 手を通して心は伝わる 心は繋がる
「ハンドトリートメントクラス」修了証授与
京都 8月26日(月)/ 札幌 10月5日(土)/ 東京 11月10日(日)
●「カラダのことクラス」京都 8月8日(木)細胞
*「カラダのことクラス」東京クラス再び!
10月より月に1度開講予定です。第2金曜日(1月のみ第3)を予定しています
●5種類の精油で始める。基礎からきちんと学ぶアロマテラピー
京都 8月期(8/10, 8/11)全2回
*アロマテラピーホームケアラー認定制度あり *開講公認制度あり
●健康は足元から。効果を実感しやすいのでクライアントの満足度もアップ
「フットマッサージ&リフレクソロジークラス」(全3回)
京都 8月期集中クラス 12日(月)、13日(火)、14日(水)
オーダーメイドレッスン:11月21日(木)、22日(金)、23日(土)ご一緒に受講希望の方を募集中です
●京都クラス 「アロマテラピーのきほん」「更年期のはなしとナチュラルケア」「睡眠と瞑想のためのアロマテラピー」などのクラスはこちらをご覧ください→「ナチュラルケアクラス」
●お問合せ・お申込みはこちらから→appform
あたらしい アロマテラピー事典
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