人の祖先は貴重な食物を出来るだけ多く手に持って運ぶため二足歩行するようになった可能性が高いとの研究報告を、京都大霊長類研究所の松沢哲郎教授や英国などのグループがチンパンジーバナナ発見への野外実験などからまとめ、米科学誌カレント・バイオロジーで3月21日発表されました。


四足歩行より二足歩行の方がエネルギー効率の点で長距離移動に都合がよいが、初期の人類が何をきっかけに二足歩行を始めたのかは諸説あるそうです。


グループは西アフリカのギニア・ボッソウで野生チンパンジーに見つかるように食物を置いて観察。普段は手に入らない大好物のナッツがあると、ないときと比べ4倍の頻度でナッツを両手で持ち二足歩行歩くで運ぶのだそうです。多く持ち帰るため二足歩行歩くを選択しているらしい。チンパンジーがパパイヤ畑で作物を盗むときも、高い頻度で二足歩行歩くをしていたとの事。


初期の人類の時代は気候変動で森林などの生態系が変化、食物と偶然出会う機会も多かったとグループは推測。偶然出くわした貴重な食物メロンをライバルに先んじて多く持ち帰るために二足歩行を選択したと考えられました。


松沢教授は「チンパンジーの二足歩行は数十歩が限度。人類の祖先は二足歩行に適した体に変化させていったのだろう」と話しておられます。


(新聞記事より抜粋)


ライバルより少しでも多くの食物バナナを運ぶために、二足歩行を始めた可能性があるなんて・・・。【欲】が人類の進化に影響しているのでしょうか!?




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