リコピン知っていますか?
だいぶ認知度が上がってきていますね
某番組で、リコピンの特集をなん度もしているので
知っている人が多いと思うんですけれど
無農薬のトマトがとっても美味しかったので感動して
リコピンの良さを再確認したくなりました
夏野菜の話はこちら⇩
トマトのリコピン
リコピンはトマトの成分で、
強い抗酸化力を持っています。
アスタキサンチンやβカロチンよりも非常に強い働きがある為、
リコピンがもたらす抗酸化作用は癌や心疾患・血管疾患をも予防する効果があるのではないかと考えられています。
リコピンは赤色の色素で、トマトが赤いのはリコピンによるものです
リコピンの可能性
糖尿病の一つである二型糖尿病では、
リコピンの摂取が血糖値の管理に役立つことが示されました。
二型糖尿病は、生活習慣の乱れや肥満、運動不足、ストレスなどの要因によってインスリンの分泌量が減少し、
またインスリンの効果が薄れる状態です。
このため、食事後に血糖値が過度に上昇し、
活性酸素が産生されることが分かっています。
糖尿病を発症し酸化ストレスが増えると、
体内では自己防衛する力が低下し、
さまざまな合併症が引き起こされる可能性があります。
さらに、血液中のリコピンの濃度が低いほど高血糖値の状態が持続することも分かっています。
実験では、二型糖尿病の人々に1年間毎日リコピン28mgのトマトジュースを摂取してもらいました。
すると、血液中のリコピンの濃度が上昇するにつれて、糖化ヘモグロビン(HbA1c)という指標が低下しました。
1年間の摂取により、糖化ヘモグロビンの値は緩やかに減少し、
平均で1.3%減少したと報告されています。
糖化ヘモグロビンが1%減少すると、
合併症のリスクが25%減ると言われています。
リコピンは長期的に摂取することが重要です。
リコピンを含むトマトやトマト製品を積極的に食事に取り入れることで、
血糖値の管理や糖尿病の合併症のリスクを減らすことが期待されます。
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