The mark of a great player is in his ability to come back. The great champions have all come back from defeat.


              (Sam Snead)


何かにチャレンジしているときは、うまくいかないことが起こるのは避けられません。それはもう、「成功へのプロセス」に含まれるといっても過言ではないでしょう。



その一時的な「敗北」「失敗」でくじけてしまうと、その先に待っている栄光はつかめません。スポーツの世界を見ても、チャンピオンになる人、というのは、「決して負けない人」ではありません。あの天才ゴルファーであるタイガーウッズですら、勝てないときがあるのです。



ですが、「真のチャンピオン」は、一時的な敗北を受け入れ、そこから何かを学び、自分に足りないものを補って再び勝負に挑み続けるので、再び勝ち、チャンピオンになることができるのです。



ですから、何かが上手くいかなかったときにも落ち込まず、「一つ方法が上手くいかないことが分かった」という気持ちで次の方法をを色々と考えて行きましょう。挑戦に「失敗」はなく、それはあくまでも一つの事実なのです。



発明王エジソンはが電球の発明を試みて700回うまくいかなかったときの話です。『ニューヨークタイムズ』紙の記者に「700回失敗したご感想は」と訊かれたエジソンは、このように答えたそうです。



「700回失敗したのではない。失敗など、ただの一度もしていない。私は700の方法がうまくいかないことを証明することに成功したのだ。うまくいかない方法をすべて排除してしまえば、うまくいく方法が見つかることだろう。」



その後エジソンは、1万回以上の実験に失敗してしまいます。周りの人達は、「10,000回も失敗したのだから、無理なんじゃないか。時間の無駄だからあきらめたほうがいい。」と言いました。



するとエジソンは、『ニューヨークタイムズ』紙の記者に答えたときと同様に、「違うんだよ。10,000回うまくいかなかったのだから、あと1,000回、2,000回うまくいかない方法を見つければ成功できるんだよ。成功は、もうそこ、目の前に来ているんだ。」と言い返しました。



事実、その後しばらくして京都の竹を使ったフィラメントの電球の発明に成功したのです!



目標に向かって進んでいるときに、上手くいかない、一時的な失敗があったときは、エジソンのように、「上手くいかない方法を見つけただけだ」と前を向いて行動し続けて行きましょう。




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日本語訳:偉大な選手の印は、カムバックできる彼の能力にある。偉大なチャンピオンはすべて敗北から立ち直ってきた。