念ずれば花開く！

先日元プロ野球選手であり、北京五輪代表選手のGG佐藤さんをお招きしまして、松戸市立和名ヶ谷中学校で講演会を開催させていただきました。

GG佐藤さんは大事な場面で３つのエラーをしてしまい、日本代表はメダルなしの４位という結果でした。佐藤さんから以下２つの話がありました。

①日本代表の重み

日本代表の監督は星野仙一氏。GG佐藤はプロ野球で活躍しているのだから、日本代表くらい大丈夫だろうという安易な気持ちで挑んだ。ところが、星野監督からは常々、日本代表として恥ずかしくない結果、金メダル以外ないと断言をされ、ようやく日本代表の重みを感じはじめた。試合開始前、稲葉選手（現日本代表監督）や村田選手（元巨人）がベンチ裏で吐いていたのを見て、『これはヤバイ・・・』と思い、まずは１つ目のエラー。

今日の自分は何かが違うと思い、『ボールが自分のところに飛んでくるな！』と思ったときには、２つ目のエラーが決定的で準決勝敗退・・・。

３位決定戦では、３つ目のエラーでチーム敗戦。

②念ずれば花開く

GG佐藤は千葉県市川市出身。少年時代は野村サッチーさんの野球チームで育つ。高校時代大学時代とほとんど試合に出られない補欠選手。大学時代に野球を一時止めたが、今まではチームの監督や自分の親の言う通りにやってきた野球であったことに気づき、これからは自分の好きなホームランバッターになると気持ちを切り替えて野球に再チャレンジ。

しかし、なかなか結果が出ず、アメリカやイタリアに渡航し、諦めずにホームランバッターを目指した。ついに２５歳の遅咲きで当時の西武ライオンズに指名されプロ野球選手となった。

野村克也監督から送られた言葉『念ずれば花開く・・・・・』を決して忘れなかった。

★最後に中学生へ

これから受験を控えている３年生や部活動に励んでいる生徒に対し、絶対に諦めてはいけない。失敗を恐れて挑戦しないことが最大の失敗である。自分の目標に向かい一生懸命

努力すれば必ず花は咲きます。是非とも夢実現に向けて頑張って欲しい。