THE PENINSULA SHANGHAI(ペニンシュラ上海)の結婚式。
今年の4月にペニンシュラ上海で結婚式をされたお客様のこと。
THE PENINSULA SHANGHAI
http://shanghai.peninsula.com/en/default
実はお客様がココ、ペニンシュラ上海で結婚式をされるされないのやりとりが始まったのは今から約1年前のことでした。
というのも本来であれば、昨年の11月にこの結婚式が開催される予定だったからです。
理由は尖閣問題による延期でした。
正直、上海に住んでいる日本人、僕のように上海へ出張ベースで行き来する日本人、そしてホストの新郎新婦様も、この尖閣問題の時、メディアが騒いでいるだけで、何も怖いことなどなく、問題がないことを身をもってわかってはいたのですが、やはり、特にご年配の方などはそのタイミングで中国に行くことに躊躇があられたのだと思います。
そのような経緯があり、仕切り直しの今回だったのですが...、
なんと今度は鳥インフルエンザが発生!...と、
ダブルのアクシデントになってしまいましたが、
なんとか開催されることとなりました。
そして、結婚式当日。
下の写真を見てください、そう、おふたりとも和装だったんです!
着付けの先生をホテルまでお呼びしてのお支度。
そして、上海の象徴である外灘、浦東の街並をを一望する、ペニンシュラ上海のテラスを貸切にしてのセレモニー。ここは本当に上海随一の特等席です。
風が思ったより強く、色々な装飾物が風で倒れないかハラハラの挙式でしたが...
パーティ会場はペニンシュラ上海のダイニングの中でも評判の「逸龍閣(イーロンコート)」にて。
エントランスでは中国の演奏チームによる生演奏でゲストをお迎えしました。
新郎新婦の再入場では、コチラ!
オーダーメイドで制作したチャイナ衣装。
チャイナ衣装も地方それぞれに特色があるそうで、このタイプも、普通にみるチャイナドレスとは異なり、ある中国の地方の伝統衣装なのだそうです。何か似合ってますね。
そしてこの日の為に新婦様が極秘で練習を続けてきた、二胡の演奏を、サプライズで中国の楽団とともに...。
まさしく中国らしい、ゲストへの持てなしの演出ですね!
涙涙のシーンもありましたが、最終的には、ゲスト皆が、上海でこんな結婚式やれて良かったねと、笑顔笑顔に包まれた、本当に素敵な結婚式になりました。
ペニンシュラ上海も本当にいいホテルですが、おふたりの人柄の良さが、さらにペニンシュラ上海でのウェディングを引き立てていたかのように思います。
年内には上海に住まれる予定の新婦様とは、すでに上海でお手伝いさせて頂いた数組のご夫婦の方々も交えながら、一緒に打ち上げ(飲みましょう)しましょう計画が進行中です。
今のこの時代の上海で出会う日本人同士の縁って、中国の色々な問題があればあるほど、結束力が高まっているような気がします。
もちろん、晴れの日の結婚式に、中国も日本も、中国人も日本人も関係ないですけどね。
KENJI / SATO