中国婚礼事情(上海・広州でのウェディング)〜中国高級ホテルのブライダルフェア篇2回目〜
私たちのプロデュースによる、シャングリラホテル広州のブライダルフェアは、2008年11月に実施しました。
目標の集客組数は100組だったのですが、有り難いことに150組程のカップル(一部、両親やおじいさん、おばあちゃんも含)にご来館いただきました。流れとしては、受付を済まされた後、さまざまな協賛ブースをご覧体験いただき、ホテルテラスにて模擬挙式の見学、イベント会場にて、ファッションショーやゲームを楽しんだ後、最後にちょっとした料理を楽しんでいただき、ギフトをお渡しするという内容のものでした。最後にギフトを渡すというのが中国では大事なようで、カップルによってはギフトをもらってすぐに帰ってしまうという強者もいるからというのがその理由でした。まあ、日本も一緒といえば一緒ですね。
受付の様子
生演奏でゲストをもてなします。
協賛会社のブースの模様
ヘアメイク会社、化粧品会社、ジュエリー会社等々が集結。
変わったところでは、韓国の観光局のブースも。済州島(チェジュ)は、中国人の場合ビザ無しで行けるため、人気だそうです。ビザが緩和されつつありますが、この流れが今後は沖縄、サイパンやグアムなどに変わっていくでしょうね。
イベントに助かるのが子供達、どこの国でも外国人の子供達は絵になりますね。
この子達のパレードが、挙式スタートのお知らせとしました。
挙式は人前式で。子供達が理解力があって大変助かりました。
モデルのふたり。
次のファッションショーも兼ねていたのもあり、彼女の化粧が濃かったかな。
なにげに挙式の反響が良かったのも、あらたな発見でした。
その頃、徹夜で仕込んだ会場では、挙式アフターのお客様を待ちます。
お客様が入ってこんな感じに。い~感じです。
司会のふたり。結局、広東語でやることになりました。彼がお笑い芸人のりの会話で盛り上げてくれて感謝です。
ジュエリーSHOWがスタート
協賛会社なので入れ込まなくてはいけなかったけど、ジュエリーのSHOWは映像と絡めないとわからないですね。
続いてファッションショー
全員集合
子供達、何度もごめんね、助かった
ショーの後、お客様も交えてちょっとしたゲームを開催
最後の最後にお帰りのお客様にプレゼントを
シャングリラホテル広州所有の送迎車、飾りもこのパターン多いです
イベントは大変ですけど、同じ喜びを味わえる一体感が最高ですね。
私どもでは、時に、ウェディング以外にこうしたブライダルイベントや企業のイベントのプロデュースなども行っています。ビジネスで考えれば、同じハコで毎週毎週、ウェディングを開催していた方がよっぽど効率的ですが、うちの場合は、毎週毎週、ことなった会場でウェディングを、そして時にこうしたイベントもうけています。10月は沖縄、東京、海外のミックスがひかえています。
逆行してるかもしれませんが、いまどきのウェディングプランナーこそ、有名ブランドのファッションショーひとつも仕切れるぐらいになれないと、本物ではないですよね。うちもまだまだですが、スタッフにもそういった機会をどんどん与えて本物のウェディングプランナーを目指してもらいたいと考えています。
KENJI / SATO