こんにちは!

P1Physical&conditioning パーソナルトレーナーの星野憲司

 

https://www.p1physical-conditioning.com/

 

今日は前回のブログの続きを徒然なるままに書きたいと思います。

前回は慢性痛とは何か、慢性痛の種類などを書きました。

痛みを正しく理解することが慢性痛の改善をする上で大事です。

 

痛みとは何か?痛みの原因は何か?

現在では様々な考え方や痛みに対してのアプローチが多くありますが、重要なのは手技や徒手などを用いて構造や姿勢などに対してアプローチすることではありません。

 

慢性痛に対して運動療法やエクササイズ、手技や徒手的アプローチがありますが、どんなやり方でやっても効果に差異はないことが研究でわかっています。

もちろん対象者の状況によってアプローチの仕方は変わります。

しかし、今まで慢性痛は筋肉の硬さや柔軟性の低下、姿勢や筋バランス、歩行動作や身体の動かし方などが原因として挙げられることがほとんどです。

 

きっと慢性痛の原因として上記に挙げたようなことを言われた方は多いと思います。

しかし、慢性痛は上記に挙げたBiomedical(構造的問題)は慢性痛のひとつの可能性としてあるだけです。

そして近年では姿勢や動作などのBiomedical的アプローチはあまり有効性がないことが複数の研究で明らかになっていきます。

簡単に説明しますと、不良姿勢や左右差、筋力差、非効率的動作や腰椎の構造的疾患があったとしても

 

「痛みを感じる人もいれば痛みの自覚がない人もいる」ということです。

 

Biomedical的考え方やアプローチはひとつの手段、可能性として認識するとよいと思います。

 

大事なのは、人は機械や物ではないということです。

 

慢性痛になっている原因は様々です。

評価やチェックをして問題ない人でも痛みの自覚がある人もいます。

逆に評価やチェックで異常ありとなっても痛みの自覚がない人もいます。

 

大事なのはなぜ痛みがあるのかを広範に考えることだと思います。

 

慢性痛で長年悩んでいる方は、痛みとは何かをきちんと説明できるトレーナーや医療従事者のもとにいきましょう。

上記のBiomedicalな説明しかできないトレーナーや医療従事者はあまりお勧めできません。(個人主観)

 

 

少し長くなってしましましたが、今日はここまで!

 

次回は「慢性痛に対するパラダイムシフトが起きているPart3.....完結篇?」をお送りします。

 

では、また。

 

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