こんにちは!
パーソナルトレーナーの星野憲司です。

すっかり梅雨で九州各地では大変な被害が出ていますね。
地震、台風、豪雨など自然災害が近年多くなっていますし、政府は迅速に被災者の支援、災害の備え、インフラなどの整備をして頂ければと思います。
お亡くなりになられた方のご冥福をお祈りすると共に、被災された方々の1日でも早い復興を願っております。


今日は前回のブログの続きでトレーニングの間隔が数ヶ月空いてしまったクライアントのトレーニング指導を再開する上で、気を付けているポイントを徒然なるままに書きたいと思います!

コロナによる緊急事態宣言を受けて、私が普段活動しているジムは2ヶ月近く臨時休館となりそれに伴い、普段パーソナルトレーニングを受けて頂いてるお客様もお休みとなりました。

2ヶ月もの間トレーニングが出来ない事もあってお電話でお話しした時には体力、筋力などの低下、慢性痛の再発など心配になっているお客様がおられました。

お客様が不安になるのは致し方ない事ですが、私としてはあまり心配しておらず楽観的な部分もありました。
それは、トレーニングを継続して年単位で行っていれば2ヶ月程度トレーニングから離れても問題ない事を知っていたので、丁寧にご説明させて頂きました。

では、ここからが本題ですが私がパーソナルトレーニング再開の時に気を付けていることは、

「トレーニング休止前と同じ負荷、ボリューム、強度でいきなりやらないこと」

当たり前じゃん!という声が聞こえてきそうですが、この当然のことを出来ないトレーナーや指導者は多いのではないでしょうか?

やはり2ヶ月もトレーニングや練習から遠ざかると、当然やれなかった分取り返さなければいけません。
しかし張り切っていきなり休止前の内容をやってしまうと、傷害発生のリスクが高くなります。

競技練習では、肉離れ
ウェイトトレーニングでは、腰や肩などの痛み

が傾向としてなりやすいかと思います。

競技練習では筋や腱などが急激に収縮・伸張を繰り返す為(SSC)負担が増えます。

ウェイトトレーニングでは、重量や回数、強度が筋力や筋量、柔軟性、可動域の一時的低下により怪我が発生しやすくなります。


私がパーソナルトレーニングを再開するときの大まかな内容は

ウエイトを扱う種目を休止前の半分、自重系種目は少し多めに
エキセントリック種目を中心にプログラムを組む
重量、REP、セットはクライアントの様子を見ながら適宜設定する

細かくは書ききれないので、このような感じで気を付けています。

特に、競技練習が同時再開するような場面ではより細かな配慮が必要になります。

疲労はやった分だけ急激に高くなりますし、その分パフォーマンスは一時的に下がります。

身体の疲労度合いをモニタリングすることが大切になりますので、スポーツ選手や部活動を指導する監督、コーチ、トレーナーはより一層の配慮をしましょう。

いきなり体力は上がりませんし強度の強い練習は怪我のリスクが高くなります。

まずは慣らし運転の意識で徐々に練習内容やトレーニングプログラムを上げていきましょう。

今日はここまで。

では、また!



パーソナルトレーニング活動場所

パレスセントラルフィットネスクラブ
ソニックシティ6F 
TEL 048-647-4066