みなさん、こんにちは。
吉田栄太です。
今回はグリップについて書きたいと思います。
グリップといっても握り方のほうではありませんよ!
クラブの持ち手部分のグリップです。
みなさんはグリップ交換を定期的にしていますか?
グリップは経年劣化します。
買ってしばらく経つと劣化によりかたくなり、
すべりやすくなります。
年に1回くらいの交換をおすすめします。
さて、今回はここからが本題です。
グリップを交換すると握った感触以外に
「クラブがいままでと変わった」
と、感じる人が多いのではないでしょうか?
なぜ、グリップを変えるだけで変わるのかと言うと…
それは、グリップの重さに関係があります。
一般に売られているクラブはメーカーオリジナルグリップを使用していることが多く
軽量グリップを使われていることが多いです。
交換するグリップも同じ重さだとほとんど変化はありません。
ですが、使用中のグリップと交換用グリップの重さが異なれば
クラブの総重量、バランスに影響が出てきます。
また、グリップのカタログを見てみると、大体のグリップに
重量の誤差が±2グラムと表記されています。
カタログ数値で50グラムだとすると、同じグリップで
48グラムから52グラムまで存在してしまうのです。
最近はカラフルなグリップが増えてきていますが、
同じ種類のグリップで色が違うだけで5グラム違う!
というグリップもあります。
グリップ交換のときに、今までと感触を変えないためには、
新旧のグリップの重さを測定しましょう。
同じ重さであれば、フィーリングが変わらないはずです。
逆にグリップの重さの違いを利用して、
ヘッドが重く感じる場合は重いグリップを、
軽く感じる場合は、軽いグリップを使うことで、
同じ種類のグリップで微調整をすることが可能です。
パターのグリップで、
「フィーリングが変わるのがイヤだ!」
と言って、何年も同じグリップを使用しているプロもいます。
グリップに対するこだわりもプロによってさまざまです。
雨が多いこの時期、
グリップが滑りやすくて交換を考えている人は
ぜひ参考にしてみて下さい。
以上、吉田栄太でした。