東京都の主催する令和元年度「医療情報の理解促進に関する研修会」に参加してきました。
テーマはヘルスリテラシー向上のために医療従事者ができること
~適切な情報提供のあり方を考える~
をテーマに聖路加国際大学大学院看護学研究科教授 中山 和弘氏の講義を聴講してきました。
みなさん、ヘルスリテラシーってご存知ですか?中山先生によると日本語におきかえると健康を決める力だそうです。
氾濫する医療の情報について、自分の好き嫌いにこだわらず、自ら複数の選択肢をそのいい点も悪い点も含めて確認し、自己選択する事だそうです。
ソーシャルワークの用語で意思決定支援という内容がありますが、もともと中山先生は社会福祉士でもあり、それについても触れて頂きました。
医療情報を正しく取捨選択することは、医療従事者でも難しいという統計も伺いました。
柔軟な対応を今後もこころがけ、業務に役立てていければと思います。