この3連休、かなり治りはしたが歯痛のままハーモニカもオカリナも練習できず、けんじいの最も嫌いなのんべんだらりの日々を過ごすことになった。
前日は新宿御苑に行ったが、近場に何かと思ったところ馬事公苑で「愛馬の日」イベントをやっていることに思い至った。ウォーキングにもちょうどよい。
行く途中、近年とても有名になった東京農大稲花小学校と附属高校の前(上)を通った。高校生が運動会用の組み立て体操している。そういえば小学校の頃扇とかピラミッドとかやったなあ。最近は危険でやらないのかと思ったが、高校生ならやるのかな。東京農大の整備された構内(下)を通り抜けると間もなく馬事公苑だ。
去年11月のうすら寒いような日に改装オープン後初めて行った時は、ほとんど人がいなかったが、まるで別世界のような人出で、賑やかな馬事公苑がそこにあった。
ちょうど入ったところのメインアリーナで2頭の馬がそれぞれ赤と緑の派手な吹き流しのようなものをつけて走っていた。宮内庁の職員による「母衣(ほろ)引き」との紹介(下、スピードアップすると母衣が水平にたなびき見ものである)。
ついで反対側の馬場で「甲冑競馬」と称する伝統行事を見る。これはよく聞く福島県相馬の「相馬野馬追」そのものを規模を小さくして実演するもの。甲冑をつけたままものすごい速さで3頭ずつ目の前を駆け抜けた。馬の伝統行事といえば必ず登場する流鏑馬は午前中に終わっていた。
JRAの公園らしく、建物の中では馬に関係する職業紹介、外では厩舎のバックヤードツアーなども催されていた。馬好きなら一日中遊べるイベントだろうが、基本、ウォーキングが目的のけんじいはそこそこにして引き揚げた。