こんにちは、兼業トレーダーのTAKUです。![]()
投資をしているとよく耳にするのが「CPI(消費者物価指数)」という経済指標。
特に米国のCPIは世界中の投資家が注目しており、発表直後にはドル円や株式市場が大きく動くこともあります📈
また、注目度の高い経済指標に共通して言えることですが、発表前はボラティリティーが小さくなり、比較的小幅でもみあいやレンジになる癖があります。
👉僕は「経済指標発表前の相場参加者の迷い」からこのようになると考えています。
※2025年9月11日(木)ニューヨーク市場 21:30 米国消費者物価指数発表前後の動き(ドル円5分足)
消費者物価指数(CPI)とは?
"CPI(Consumer Price Index)"とは、私たち消費者が日常的に購入する商品やサービスの価格変動を測る指標です。
簡単に言うと「物価がどれくらい上がっているか・下がっているか」を示す数字。
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物価が上がる(=インフレ) → お金の価値が下がる
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物価が下がる(=デフレ) → お金の価値が上がる
この物価の動きは、中央銀行(FRBや日本銀行)が金利をどうするか判断する上で非常に重要になります。
🇺🇸 米国のCPI(消費者物価指数)
アメリカでは、"米労働省労働統計局(BLS)"が毎月中旬に発表しています。
主に注目されるのは次の2種類です👇
-
総合CPI(Headline CPI)
食料品・エネルギーを含む全体の物価動向。
→ ガソリンや食品価格の変動でブレやすい。 -
コアCPI(Core CPI)
食料品・エネルギーを除いた物価動向。
→ 景気や金融政策を判断するうえで最も重視される指標。
📈 相場への影響
CPIが予想より高いと「インフレが強い → FRBが利上げするかも」との思惑から、
👉 ドル高・株安 になりやすい。
逆に予想より低いと「利下げ期待」で、
👉 ドル安・株高 の流れになりやすいです。
🇯🇵 日本のCPIとの違い
日本でも毎月、総務省統計局が「消費者物価指数」を発表しています。
仕組みは似ていますが、注目のされ方・相場への影響には大きな違いがあります。
📊つまり、
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米国CPI=世界の相場が動く"ビッグイベント"
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日本CPI=国内のインフレ動向を確認する指標
投資家がチェックすべきポイント
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予想値と結果の差 → サプライズがあると相場急変動!
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コアCPIの前年同月比 → FRBが最も注目する項目
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インフレ率のトレンド → 単月ではなく3〜6か月の推移で判断
まとめ
米国CPIは、FRBの金利政策に直結する「インフレのバロメーター」。
為替市場では、発表の数分でドル円が1円以上動くこともあるほどの注目イベントです💥
※値動きが激しく、スプレッド(手数料)も拡大することからあくまでもトレンド転換を期待するものであり、値動きを狙ったトレードはリスク大でギャンブルトレードに陥る可能性があるため、おすすめしません。
一方、日本のCPIは世界的な注目度は低いものの、円安・円高の長期トレンドを読むヒントになります。
ぜひ毎月のCPI発表日に注目してみましょう!📅
それでは![]()
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