こんにちは兼業トレーダーTAKUです。
みなさん、今週のドル円相場はどうだったでしょうか?![]()


2週間前、米雇用統計の結果をきっかけにほとんど戻しのない急下落がありました。(ファンダ要因)
そのため、先週に続き「急下落分を食いつぶす上昇の動き」があると期待し、短期足でタイミングを図り買い方向を狙う戦略を立てました。
しかし、利下げ観測などの影響で円安・ドル高にはならず、結果として方向感のない相場が継続。(レンジ相場)
「相場の7割はレンジ相場」と言われるように、特に4時間足や1時間足では、大きな値幅で何度も目線を切り替えるような展開でした。
👉 こういうレンジ相場の戦略
・買い:安いところで買って → 高いところで売る
・売り:高いところで売って → 安いところで買い戻す
限られた時間でトレードしていると「そんな余裕ないよ…」と思うかもしれません。ですが、リスクリワードが曖昧で再現性のないエントリーを繰り返しても、大切なお金と時間を削ってしまうだけ。そんなときは思い切ってトレードを中止し、別のことに時間を使うのも戦略のひとつです。
と、今週の相場はこんな感じでした。![]()
それでは、今週のドル円相場を振り返りながら環境認識をしていきましょう!

ここからは、各時間足ごとに環境認識を行っていきます。
👉️マルチタイムフレーム分析
週足は白色の線
日足はオレンジ色の線
4時間足は黄色の線
1時間足は紫色の線
で波形と水平線を描きます。

・最高値158.880円から大幅下落
・前回安値の水平線をブレイク後、最安値起点付近でレジスタンスされたことにより下落、現在はサポートとして機能(レジサポ転換)
・現状は前回安値付近で推移
👉 週足単体では押し目買いを狙いやすい水準だが、大きな流れは下方向。

・週足の最安値起点に向けて上昇後、レジスタンスにより300pips超の下落
・現在は下落しきった付近でもんでいる。
→目線は上。

・急落後、何度も目線を切り替えるレンジ展開。
・現在は最高値とその起点のちょうど中間あたりで推移。
・最安値を更新した直後に反発→最安値起点をブレイクしたため、最安値が最高値起点に。

・水平線の位置は4時間足とほぼ同じ
・最高値とその起点の値幅は150pips以上と大きく乖離
・現在は同じく中間ゾーン

以上を踏まえてトレード戦略を立てると
・週足:下目線
・日足・4時間足・1時間足:上目線
つまり短期的には「買い方向」の方が堅実な相場です。
ただし、僕を含め兼業の人にとっては、ずっとチャートを監視するのは不可能。
なので僕は以下を意識しています。![]()
・主軸は4、1時間足、エントリーのタイミングは5分足
・しっかり「安いところまで引きつけてから買い」
・水準にアラートを仕掛けて、ポイントに来たら判断
・無理にエントリーせず「トレード中止」も選択肢にする
👉 つまり、上位足の押し目買いに乗る形で、短期足でタイミングを絞る戦略がメイン。
といった感じで以上になります。
今週のように値幅が大きいかつ、方向感がなく不規則な動きが続くと、「何とかエントリーしたい」と焦りがちになり、相場に振り回されて無理にポジションを取ってしまうと。資金もメンタルも削られます。
ですが、時間の限られた兼業トレーダーは
・再現性のあるポイントだけを狙う
・ダメなときは潔く「休む」
この2つに尽きると思います。![]()
むしろ、「トレードしない勇気もリスク管理の一部」だと思います。![]()
それでは!![]()
※あくまで投稿者の裁量による判断であり、相場に絶対はなく環境認識やトレード戦略は人それぞれのため、参考程度に留めてください。

