こんにちは兼業トレーダーTAKUです。
みなさん、今週のドル円相場はどうだったでしょうか?![]()
今週の相場は、先週末1日(金)の米雇用統計発表により大きく下落した状態でのスタートとなりました。
こういったファンダ要因等による戻り(谷山)がほとんどない値幅の大きな急下落があった際は、「急下落後の下落分を食いつぶす上昇の動き」が起きやすい傾向にあります。![]()
この動きに関しては、
①高値から売りポジションを持っていて決済(買い戻し)をした人
→一瞬で大きな利益となったため、みんな一斉に決済しますよね。
②急下落により下がりきった(安値圏になった)と判断し、新規で買い注文をした人
→上位足(週足や日足)では上目線(買い相場)だが、今まで高値圏で手が出しづらかったため、今回の下落で十分に下がったので買いやすくなった。
主にこの2点の相場心理が要因で「急下落後の下落分を食いつぶす上昇の動き」が起こると考えているんですが
今週は特にそういった動きはなく、100pips(1円)ほどの値幅で終始レンジ状態でしたね。![]()
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来週は上下方向どちらかに動きがあると良いですが...。
と、今週の相場はこんな感じでした。![]()
それでは、今週のドル円相場を振り返りながら環境認識をしていきましょう!

週足は白色の線
日足はオレンジ色の線
4時間足は黄色の線
1時間足は紫色の線
で波形と水平線を描きます。





以上を踏まえてトレード戦略を立てると
目線は上位足から週足は下、日足は上、4時間足は下、1時間足は上であり、各時間足で目線がバラバラである。
まず、上位足(長期足)である週足、日足を見ていくと、長く続いた方向感がない状態から徐々に上方向を試している状態(週足最安値起点に向けて上昇)である。
しかし、先週の相場で週足の最安値起点付近でレジスタンスという形となり大きく下落しており、現在は下落しきった地点でもんでいる(方向感がない)様子である。
上記の上位足の状況を踏まえながら主軸とする4、1時間足(下位足)を見てより詳細な戦略を立てていく。
4時間足については最高値からの300pips(3円)以上の大きな下落の後、比較的安値圏で最安値とその起点との間でレンジになってる。
1時間足についても同様のため、先週の戦略に引き続き「急下落後の下落分を食いつぶす上昇の動き」に乗っかる形でトレードしていきたい。
また、1時間足のレンジ上限については4時間足の上限と位置が異なり、"ダマシ"も発生しているため、今後も"ダマシ"や"ヒゲ"などにより水平線が"きれいに機能(抵抗)"するか微妙なところである。

そのため、4時間足のレンジ間でトレードを考えていき、レンジ上限のブレイク=4時間足の目線転換(下→上)を今回のトレードの根拠にしていく。
※レンジ上限のブレイクにより、4、1時間足で上目線となる。
トレードの注意としてはレンジ幅が100pips(1円)以上あるため、上位足では安値圏でも下位足の1時間足、5分足では高値圏の可能性も考えられるため、買いトレードの場合は「安いところで買って高いところで売る」を常に意識していきたい。
といった感じで以上になります。
それでは!![]()
※あくまで投稿者の裁量による判断であり、相場に絶対はなく環境認識やトレード戦略は人それぞれのため、参考程度に留めてください。


