こんにちは兼業トレーダーTAKUです。

 

みなさん今週のドル円相場はどうだったでしょうか?口笛

 

今週は今年7月31日以来の高値153.190円をつけるなど、先週と比べるとボラティリティーが高い相場だったと感じました。

 

 

1時間足レベルで見てみると、151円に到達してから最高値まで押し目をつけずに上昇していったため、エントリーが中々できなかった人もいたのではないかと思います。

 

実際にこのようにどんどん伸びていく相場を見ていると、「適当にエントリーしても利益がとれる」と錯覚し、リスクリワードを無視したトレードをしてしまい、約定した直後、損失方向に動き、結果、損切り...。

 

となってしまうケースはよくあります。

 

ちなみに、今回の相場では150円台付近の方向感がない部分から上昇して153.190円の最高値をつけた後、おおよそ151.500円まで一気に下落していますよね。

 

なぜ、こんなにも一気に下落しているかというと、もちろん、これまで買いポジションを持っていたトレーダーの決済(売り)によるものだと思いますが、それに加えて、遅れて飛び乗りでエントリーしたトレーダーの損切り(売り)もあるのではないかと僕は考察しています。

 

なので、中々エントリーできなかった人たちは「エントリーできなかった=エントリーをしない判断をした」と思い、自分を褒めてください。

 

逆に今回、飛び乗りでエントリーをして大きく損失をだしてしまった人たちは、一旦落ち着いて、自分のトレードルールを見直してみてください。

 

安い(高い)ところで買って(売って)高い(安い)ところで売る(買い戻す)

 

これはFXを含め、物の売買で利益を出すためには必須条件になります。

 

 

と、今週の相場はこんな感じでした。口笛

 

それでは、今週のドル円相場を振り返りながら環境認識をしていきましょう!

 

 

 

週足は白色の線

日足はオレンジ色の線

4時間足は黄色の線

1時間足は紫色の線

で波形と水平線を描きます。

 

 


 

 

 

 

週足は7月に161.950円と今年最高値をつけた後、大きく下落し目線が下に転換した。
 

一度戻し、再び下落したが過去に上昇の起点となった水平線がサポートとなり、最安値起点の水平線に向けて上昇。
 

先週は、最安値起点の水平線を微妙に上抜けただけだったが、今週はしっかりブレイクしているため、目線が上に転換したと判断する。
 

※最高値の水平線については更新中である可能性があるため、引かない。

目線は上。

 

 

 
日足は週足でいう7月につけた今年最高値(161.950円)の起点付近から詳細に見ていくイメージ。
 

 

日足は最安値をつけた後、最安値起点に向けて上昇。
 

一度、起点付近でレジスタンスされ値を下げたが、再び上昇してブレイクした。
 

ブレイク後の上昇の最中で過去に下降トレンドの起点となった水平線付近で微妙な動きをしたが、今週は更に上昇し153.190円と7月31日(水)時点の水準まで値を上げた。
 

※最高値の水平線については更新中である可能性があるため、引かない。
※現在値について、最高値とその起点が大きく乖離している。
目線は上。

 

 

 

4時間足は日足でいう最高値起点より少し前から詳細に見ていくイメージ。

 

 

 

4時間足は10月初めから先週末にかけて、147円から150円の間で方向感なく微妙な動きをしながらも上昇していた。(日足でいう下降トレンドの起点となった水平線付近)
 

今週はファンダ要因等により最高値(=前回高値)の水平線をブレイクし、その勢いのまま一気に上昇した。
 

それにより、最高値とその起点が大きく乖離している。
 

最高値を更新した後は、上昇幅の3分の1程度値を下げ、再び上昇し始めたところでチャートが止まっている。

目線は上。

 

 

 

1時間足は4時間足でいう最高値起点より少し前から詳細に見ていくイメージ。

 

 

 

1時間足は4時間足の動きを詳細に見ることができ、最高値をつけた後の利益確定等による調整の売りの部分について、下降トレンドのような形になっているのが分かる。
 

(最高値をつけた後、下降トレンドのようになっているが、最高値をつけた起点を下にブレイクしていないため、目線は上のままである。)
 

また、現在は下降トレンドの先端(安値)とその前の戻り高値との間でレンジになっており、レンジ上限(戻り高値)付近を推移している。
目線は下。

 

 

 

 

以上を踏まえてトレード戦略を立てると

目線は上位足から週足、日足、4、1時間足と全ての時間足で上である。

環境認識した全ての時間足が上目線のため、上(買い)方向主体のトレード戦略を考えていく。

トレードの主軸とする1時間足を見ると、環境認識でも述べたように最高値と起点が大きく乖離する形で上昇があり、最高値をつけた後、調整の売り(5分足などの下位足では下降トレンド)により値を下げ、現在は下降トレンドの先端を下限、その前の戻り高値を上限として、レンジになっている。

また、レンジ上限より上の部分についてはある程度"真空状態"となっている。



そのため、「レンジ上限のブレイク=上昇の再開になる」と仮定し、レンジ上限をローソク足実体でブレイクしたことを確認して、押し目を狙ってトレードしていきたい。

※週足、日足などの長期的な流れについては下位足である4、1時間足よりも最高値と起点が大きく乖離しており、チャートの形から、いずれ"調整の売り"(=下位足では下降トレンド)が入りそうな状態であるため、エントリーや利益確定、損切りなどのポイントを明確にした上で注意してトレードしていきたい。
 

 

といった感じで以上になります。

 

 

それでは!バイバイ

 

 

 

 

 


※あくまで投稿者の裁量による判断であり、相場に絶対はなく環境認識やトレード戦略は人それぞれのため、参考程度に留めてください。