こんにちは兼業トレーダーTAKUです。
今週のドル円相場は先週の下降トレンドが続き、300pipsほど下落し、その後安値圏で揉み合いになり上昇トレンドが形成され、ブラックフライデーで薄商いになり動きが鈍化。
といったように、週の前半は値幅もそれなりにあり、注目度の高い経済指標の発表もなかったため、テクニカル(水平線)がしっかり機能し、トレードがしやすい相場環境だったと感じました。
テクニカル重視のトレーダーの方は結構利益が出たのではないでしょうか??![]()
さて、それでは上位足から来週のドル円環境認識をしていきたいと思います!
ドル円環境認識
週足は白色の線
日足はオレンジ色の線
4時間足は黄色の線
1時間足は紫色の線
で波形と水平線を描きます。
週足は前回同様、上昇トレンドが継続中であるが、昨年10月の高値がレジスタンスとして機能しており、上値が重いといった状況である。
→目線は上。
日足は週足でいう前回高値のあたりから詳細に見ていくイメージ。
日足は先週、最高値の水準がレジスタンスとして機能し、下落。
今週はその下落の勢いのまま、最高値をつけた起点を下にブレイクし、目線が下に転換した後、最安値をつけて下落幅の半値付近まで戻してチャートが止まっている。
→目線は下。
4時間足は日足の最高値と最安値の範囲を詳細に見ていくイメージ。
4時間足は日足同様に最安値をつけたあと、買戻しの動きがあり、最安値をつけた起点を上にブレイクし、再び目線が上になった。
その後は上値が重いのか、「安値は切り上がっているが、最高値の水平線付近で何度もレジスタンスされている状態」(上昇トライアングル?)である。
→目線は上。
1時間足は4時間足を詳細に見ていくイメージ。
1時間足は4時間足と同様に目線が一度下になり下降トレンドを形成。
最安値をつけたあと、安値圏でレンジになり、最安値起点を上にブレイクし目線が上に転換した。
4時間足と最高値の水準は同じで上昇トライアングルのような形でチャートが止まっているが、起点の位置が異なる。
→目線は上。
トレード戦略
以上を踏まえてトレード戦略を立てると
目線は上位足から週足は上、日足は下、4、1時間足で上である。
上位足の大きな流れだと、まだ、目線は上だが、下位足から徐々に売り(下目線)も意識されてきている状況で、日足は目線が下に切り替わっている。
4、1時間足の目線が現在は上ではあるが、日足の下落中の戻し(買い)による上昇の部分で一時的に目線が上になっている可能性も頭に入れトレードする。
そのため、買いでトレードする場足はなるべく短期トレードで行い。
例えば、4、1時間足で現在「上昇トライアングル」のような形が形成されているため、トライアングルの上限を上にブレイクしたことを確認できた場合は、上限での戻しの買い(サポート)を狙い、直近の機能しそうな水平線まで買いでトレードする。

また、週明けにチャートが動き始めてから4、1時間足が最高値及びその起点を更新し、日足の最安値をつけた起点に更に近づいた場合は、4、1時間足レベルで目線の転換(下目線)、または転換後の売りでのトレードも視野に入れていきたい。
といった感じで以上になります!
来週は11月最終週でいよいよ2023年も残り1ヶ月となりますね。
みなさんは2023年どうでしたか?![]()
2023年もしっかりプラスで終われるよう、最後まで気を抜かず頑張りましょう!![]()
それでは!![]()
※あくまで著者の裁量による判断であり、相場に絶対はなく環境認識やトレード戦略は人それぞれのため、参考程度に留めてください。




