こんにちは兼業トレーダーTAKUです。
今週の相場は週足でみた最高値の起点がしっかりサポートとして機能して、短期足での下降トレンドが終わり、上昇に転じたように思えました。
まずは前回の環境認識です。
詳しくは7/17(月)からのドル円環境認識で説明しています。
前回環境認識とトレード戦略
前回環境認識でたてた②のトレード戦略通り、4、1時間足での最安値起点をブレイク後、買いの勢力が強くなっていき、上昇の波に乗れた人はある程度の値幅とれたのかなと思います。
ただ、レンジ相場に入ってから、これまでのトレンドとは逆方向に転換しようとしている際にオレンジ色の◯で示したとおり、ダマシも発生しやすい傾向にあるため、「ブレイクしてすぐにエントリー」ではなく、「しっかりブレイクしたことを確認してある程度戻したところでエントリー」する方が前者よりもリスクが少なく堅実だと思います。
それでは、今週の相場を振り返りながら来週のドル円環境認識をしていきたいと思います!
ドル円環境認識
週足は白い線
日足はオレンジ色の線
4時間足は黄色の線
1時間足は紫色の線
で波形と水平線を描きます。
週足は最高値を付け後、先週までは起点付近まで下落していき起点がサポートとなり、今週は買いの勢力が再び強くなってきたように見える。→目線は上
日足は最高値を付けた後、勢いよく下落していき起点の水平線もブレイクしていき目線が下に切り替わった。
その後、以前強いレジスタンスとなっていた137.500円付近がサポートとなり、下落幅の中腹までレートを戻している状況。→目線は下
4時間足は日足でいうサポートとなった地点から上昇までを見ていくイメージ。
急激な下落があり、最安値を付けた後は方向感がなくなり最安値起点と前回安値付近の間でレンジになっていたがレンジ上限を上にブレイクし、同時に目線が上に切り替わる。
その後は、ブレイクしたレンジ上限の水準がサポートとなり、以前の下落幅を食いつぶすような形で上昇している。
→目線は上
1時間足は4時間足を詳細に見るイメージ。
1時間足の最安値とその起点は4時間足と同じ水準で、目線が上に切り替わった後、4時間足でいうレンジ上限に向けて上昇フラッグ(調整の売り)を形成しフラッグの抵抗線をブレイクして更に買いが強まり上昇していった。→目線は上
トレード戦略
以上を踏まえてトレード戦略をたてると
まず、目線については週足は上、日足は下、4、1時間足は上という状況。
現状、上昇の勢いが強くなってきているため、買い方向でエントリーするのが堅実だと思う。
しかし、4、1時間足で最高値と起点との間で乖離があることやレジスタンスになりそうな水平線の付近(142.000円のキリ番)にレートがあり、これまで買いでポジションを持っていたトレーダーが決済(売り)をするタイミングでもあるため、短期的な急下落も視野に入れて置く必要がある。
そのため、買いでトレードするなら
①短期的な売りがなく、レジスタンスになりそうな水平線を上にブレイクしていくようなら、ブレイク後に戻しを待ってエントリーする。
②短期的な急下落を視野に入れ、堅実に前回高値の水準でエントリーする。

現状、この2パターンのトレード戦略が考えられる。
来週は27日(木)に米GDP【速報値】と28日(金)に日銀金融政策決定会合、米PCEデフレーターと注目度の高い経済指標の発表があるため、週明け月、火、水の3日間がNY市場でゆっくりトレードできるチャンスだと思います。
十分注意して頑張りましょう!!
※あくまで著者の裁量による判断であり、相場に絶対はなく環境認識やトレード戦略は人それぞれのため、参考程度に留めてください。





