生地胴倶楽部第五回稽古会、稽古中の写真を撮影して頂けました | KEN五島の写真家ブログ KenGoshima Photography                  建築写真・航空機・野鳥・夜景空撮・炭鉱遺産etc.

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札幌圏を中心に、建築写真・航空機・野鳥・夜景空撮・炭鉱遺産などの撮影に取り組んでいる写真家です。 My main candidates for photography are an industrial heritage,scenery,construction, etc.

生地胴倶楽部第五回稽古会、稽古中の写真を撮影して頂けました。
自分自身の稽古中のアップ写真は初めて見ました。撮影してくださった
Katoh Takashiさん、有難うございます。心より御礼を申し上げます。


7月末に発注し9月末に完成到着した長崎博多屋武道具さんの「茶革武心小手二分五厘」、
稽古中の写真をどうしようか思案中でしたが、今回小手が大変わかりやすい写真を
多数撮影して頂けましたのでご紹介をいたします。

鹿毛がパンパンに毛詰めされ、頑丈極まりない小手頭。筒の部分は1センチくらいの
厚みがあり、強烈な打突を食らっても痛みを感じることはほとんどありません。
小手頭に竹刀の打突が当たっても、かすったくらいにしか感じないこともあります。
親指の部分もパンパンに毛詰がされており、指に打突が当たっても痛みがありません。
今までの小手では三回親指の爪が剥がれていますが、そのようなことは発生しなそうな
安心感があります。見た目はゴツく如何にも頑丈そうですが、素材の良さか重量は
294グラムしかなくとても軽く感じます。

私は上段なので左片手での打突が多いですが、手の内の革のシワが手のひらを
圧迫するようなことがなく、しなやかな素手感覚の握りが可能になっています。
少しでもシワが寄ると圧迫の違和感を強く感じますが、そうしたことが全くない
素晴らしい握り心地です。姿も大変美しく、製作をお願いして心から良かったと
感じています。
生地胴倶楽部 KEN五島 KENGOSHIMA
Photo Katoh Takashi