43条但し書き道路について | 建築に無知な素人が家を建てる 積水ハウス(鉄骨造)

建築に無知な素人が家を建てる 積水ハウス(鉄骨造)

7社HMを廻り、選んだのは、積水ハウス(鉄骨造)
無知なまま施工業者を選びたくない!30代夫婦が、本やネットから知識を得て、日々お勉強しながら施工業者を検討しました。
選んだのは、積水ハウスさんでした。鉄骨造で建てます。着工に向けて、ただいま準備中。

建築に当たり、行政へ申請が必要なのは、皆様ご周知のことと思います。

我が家の土地は、公道に面しておらず、私道に面しており、その私道の中でも稀なケースで、“建築基準法第43条但し書きによる空地”のため、申請が特殊です。私道を共有するご近所の方から(全所有者様から)、“道路として使っています”という同意を得なくてはなりません。同意書への捺印や、印鑑証明書までいただかなくてはならないので、ご面倒をお掛けして申し訳ない気持ちと、『印鑑証明書なんて、きっとご不安やご心配になられるだろう…ご理解頂けるだろうか?』等、不安を抱えながら申請作業をしました。

幸い我が家はご近所さんに恵まれ、皆様からご協力頂け、無事、市役所への申請受付を終えることが出来ました。ほんとうに、ありがたく、感謝しております。

…専門知識がないので、我が家のケースのことしかわからないのですが、同じような不安を抱えている施主さんやご近所の方のお役に立てればと思い、43条但し書き道路の体験談を記述させて頂きます。


私道と言っても、私道には様々な種類があります。

まず、『私道』という言葉の意味ですが、私道と呼ぶ道路は、民間人や民間企業の所有する道路のことです。私道とは、あくまでも、公・私を区別するための言葉です。

“建築基準法による道路に該当するか?”“道路交通法で定義された道路に該当するか?”等は、それぞれの法律により個別に判断する事となります。


例えば、不動産登記法で定義され、地目が「公衆用道路」になっている私道。不動産登記法で「公衆用道路」と定義されていても、建築基準法では「道路」という扱いになっておらず「空地」という扱いになっている場合もあります。


我が家はまさしくこの例。

登記簿では「公衆用道路」と明記されているにも関わらず、建築基準法では「空地」という扱いの私道。建築基準法での呼び名は、「建築基準法第43条但し書きによる空地」です。


この場合、私道を共有する、全所有者様から、申請書類への署名・捺印・印鑑証明書が必要になります。(場合によっては、住民票等、他の書類も必要な場合があります。※例:印鑑証明書の登録住所が、引っ越す前の住所だったりする場合)


最初に、施主とハウスメーカー営業担当者とで、ご近所の方1軒1軒に、ご説明に伺わせて頂きました。


説明は、基本的にハウスメーカー営業担当者さんに委ねました。

まず、この私道が、そういった稀な私道である旨を説明。

その上で、この場合、境界確認、申請書類(同意書)に皆様のご署名・ご捺印・印鑑証明書の添付が必要であること、行政(市役所)からの指示であることをお伝えし、お早目の印鑑証明書のご準備をお願い致しました。(ハウスメーカーさんの経験上、署名捺印は頂けても、印鑑証明書の取得が遅かったりで、申請が遅れてしまうこともあるようで、ちょっと早めにお願いしたのです。ただし、ご無理があるような場合は除きます!)

そして、我が家の建て替えには、どうしても皆様のご協力が必要であること、おひとりでもご協力頂けないと建て替えが出来ないことを伝え、ご理解ご協力をお願いしました。

印鑑証明書まで必要な事なので、質問攻めになる場合もあり、施主にとっては精神的なプレッシャーが掛かりますが、なにも建て替え自体に反対、というわけでなく、わからないから教えてほしい、という事でのご質問なので、施主さんは余計な心配をされませんよう、前向きにいきましょうヽ(^o^)丿まぁ、世の中いろんな方がいらっしゃるので、中には耳が痛いこともあるかも知れませんが、ここは踏ん張りどき!!

※一度の説明でおわかりにならなかった方には、ハウスメーカー営業担当者が渡した名刺の連絡先にお電話頂き、ご理解頂けました。

※測量屋さんが、現地状況把握のために、下準備に来る場合、その事もご近所の方にあらかじめお伝えしておくとよいでしょう。(「測量の業者が○月×日から現地状況把握のために出入りします。ご迷惑お掛けしますが、よろしくお願いします。」という感じで。)


ご説明の次は、申請書類を整える作業です。


まず、全所有者様と施主と業者立ち会いのもと、境界確認(私道の境界確認です。“ここからあっちは私道、こっちが家の土地”という確認)をします。特に質問等なければ、1軒あたり5分程で済むようなものです。

※又、施主宅と隣接するお宅がある場合は、一緒に隣地境界の確認もします。


この境界確認を元に、業者が申請書類を作成します。

境界確認と同時に、申請書類が準備出来ている場合もあるかも知れませんが、基本的には、書類があがってくるのは後日ではないでしょうか。我が家の場合、金・土・日の3日間に渡って境界確認をした為、3日目に申請書類があがってきました。


境界確認後は、いよいよ書類へのご署名・ご捺印、印鑑証明書の回収作業です。これは施主とハウスメーカー営業担当者さんとでお伺いしました。

我が家の場合は、皆様からご協力頂けました。ほんとうに感謝です。

※ちなみに、印鑑証明書発行代はきちんと精算いたしました。一級建築士さんのお話だと、精算されない方がほとんどのようですが、自分の家の建て替えの為にご協力頂いているのですから、精算するのが常識と思ったからです。


申請書類が整いましたら、あとは業者さんから行政へ提出してもらい、不備がなければ申請受付完了となります。


我が家の市役所では、受付は月末締切、審査会は月1回(受付の翌月)です。

提出が1月でしたので(昨日無事受付受理されました)、2月の審査会まで申請受理の合否はわかりませんが、おそらく問題ないでしょう。

審査結果が出るまで日が空き過ぎなので、とりあえず今週末、ご近所の皆様に、「無事、皆様のお陰で申請受付されました。」とご報告添えて、夫婦揃ってご協力への御礼を伝えに行く予定です。

ネットを見ても、引っ越しやこれから新築する方の例しか見付けられず、この場合はそれとはちょっと違って、皆様にご足労ご面倒をお掛けしてご協力頂いているので、何を持って行くか悩みましたが、夫婦で相談し、『感謝の気持ちを伝えたい、それでいてお相手が負担にならないものを』と検討し、自分達が好んでいる地元のケーキ屋さんの美味しい菓子折りを持って行くことに決めました。


以上。ご参考まで。


■申請作業時参考にした、私道に関する事が載っているホームページURL
http://shido.iinaa.net/index.html

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