羽生ゆづ君という人間
羽生結弦選手。本当に凄い人だ。
スケートに人生をかける決意をした9歳の時。
「好きで始めたことに屈したくない」と練習を続けて全国制覇。
東北高校では図抜けたレベルゆえ、国内レベルの同級生たち(それでもトップレベルだが)の嫉妬など意にも介さず自分を貫く。
高校生の時、東北大震災に被災。
スケートを続けることを疑念を抱くも、継続。
練習拠点が使えなくてもめげずに違う場所で努力を続ける。
友達がすくなくて「嫌い」だった高校生活も両立。
高校3年生のとき、オーサーコーチに学ぶためカナダにわたる。
早稲田大学のeスクール課程でも学びつつ、ソチ五輪の代表に・・・・・
(その後の活躍は省略)
恐ろしいまでの努力の積み重ね。どれだけ集中してきたことか。
そして、多くのことを犠牲にしてスケートにかけてきたことだろう。
やはりそういう人間の一言は重みが違う。
国民栄誉賞に値する若者の2つの言葉を紹介したい。
□「北朝鮮の選手もスケートの仲間」
みなさん、同じ仲間なんだよ。敵視することはないよねということ。
今だからこそ、胸にしまいたい言葉。
□「人生で、できる時と、できない時がある。できる時には精いっぱいやる。できない時にはそれなりのできることをやる。自分自身を貫けば後悔は絶対にしない。皆さんもそういう生き方をしてほしい」
私がコメントすることもないだろう。自分を貫けるか。そもそも自分を持てるのか。これだけ言えるくらいの人間になりたいものだ。
努力の先には自分への納得がある。